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Top Rated Beers 2021

先日のグラスの記事がなぜか「今日の注目記事」に追加され、それまでの記事とは文字通り桁違いのビューを叩き出していて有り難くも少々ビビっております。

さて、2021年も残りわずかとなりました。今年のUntappdの記録およそ1700チェックインの中から、高レーティングを付けたビールを振り返っていこうと思います。

Peanut Butter Milk Stout(Belching Beaver Brewery,US)

私のUntappdの運用は基本的にはレーティング最大4.5、新たな発見や感動、驚き等があった場合に4.5超を付ける格好にしております。で、レーティング5を複数回付けている数少ないビールがこちら。その名の通りピーナッツバターを使用したミルクスタウトなわけですが、予想を裏切るすっきりとバランスの良い飲み口。傑作と呼ぶに相応しい作品です。

Pedigree(Marston’s Brewery,England)

ペールエールの聖地バートンアポントレントの地にあって、バートンユニオンシステムが現役で稼働している世界唯一のブルワリーのフラッグシップ。梨やリンゴのようなフルーティさに焼き菓子的香ばしさ、そしてハーバルな苦味がひっそりと。トップブリーダー推奨(違

Bistro Grape PB&J(Energy City Brewing,US)

Untappdのメモに「衝撃」と残っていました。何をどう考えて生きてたら、ぶどうとピーナッツバターを合わせようなんて思いつくんでしょうか。変態(褒
Flavoured Berliner-Style Weisse Beerと見えますがフレーバードなんてレベルではないのでは。ドイツ人もびっくり。というかベルリナーヴァイセってこの手の盛り盛り系しか飲んだことない気が…。

Banana Puddin’ J.R.E.A.M(Burley Oak Brewing Company,US)

開封時爆発注意の当シリーズは他にもいくつか呑んでいますが、Banana Puddin'に特に高評価。サワーエールにラクトース、バナナピューレ、ウェハース、バニラ、バナナプディングを投入と何とも情報量が多いのにバランスが取れている。液体からウェハースをしっかり感じられるんですからなんという変態(褒

欧和(欧和醸造所、ベルギー)

ベルギービールウィークエンド豊洲会場にて。本場ベルギーで日本人ブルワー今井礼欧氏が手掛ける欧和。これまたリンゴを思わせる鮮烈なフルーティーさに衝撃を受け、周りに勧めまくった作品でした。欧和のWebによるとタイプはアンバー。BBWではスペシャルビールに分類しています。

まとめ

なんとIPAがひとつもない。うまいIPAもたくさん飲みましたが、非伝統的スタウトやサワー系、スムージー系など新たに触れるもののほうが衝撃を受けやすいということなのでしょう。自身の嗜好の変化というかIPA偏重からの揺り戻し、あるいはグローバルトレンドに対するフォローが現れています。イングリッシュビターやベルジャン、ラガーへの回帰も同様でしょうか。今年は意識的に幅広くビールを選び、愉しみました。Untappdチェックインは年末にかけてもう少し増えるので、最終的なstatsは年明けにでもまとめる予定です。一応、予定です。

それでは、良いお年を。


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