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DAY36:GAD抗体と緩徐進行1型糖尿病
体重減少がきっかけで糖尿病と診断されてから36日目
GAD抗体と緩徐進行1型糖尿病
入院していた大病院からの紹介状が届いたので
DAY1/DAY3以来の近所の糖尿病内科へ
お薬はまだたっぷりあるので、この日は挨拶程度の診察。
ぼくの緩徐進行1型糖尿病について少し詳しく聞けた。
「まず、あなたの生活習慣が特段悪かったわけではなくて、
たまたまスイッチが入ってしまっただけなので、
それについて何かを後悔したりするような必要はありません」
生活習慣が悪くなかったわけじゃないから、そこはちょっと後悔したいぞ
「自己免疫が何らかの原因で膵臓のベータ細胞を敵だと見做して攻撃をしている」
え?自己免疫細胞がそんなことしてくれてるの?
ひどい!味方だと思ってたのに、、
「その時に検出されるGAD抗体っていうのが、普通の人はほぼ0なんだけど、あなたの場合は2000を超えていて計測不能な状態だね。
この抗体が無ければ2型なんだけど、この抗体があることによって緩徐進行1型っていうことになっている」
ぼくはピンと来た。
あ、じゃあ!その攻撃が止まればぼくは念願の?2型になれたりしない?
その自己免疫さんに攻撃を止めさせる方法とか、勢いを抑えて遅らせたりすることってできないんですか?
「残念ながら現代の医学ではその方法は無い」
ガーン
何かをしてGAD抗体が下がってきたら、良くなってるとか考えてもいいんですかね?
「免疫細胞の攻撃で最後に完全な1型になったら他の人同様GAD抗体0になるから、低下したから良くなってるとかそういうものでもない」
今ってまだインスリンって出てますか?
「(紹介状を見ながら)うん、2(おそらく血中Cペプチド)あるから、少ないけどまだ出てるし、そんな急にこの前出てたのが0になったりするものでもないから、できるだけ長持ちすることを祈るしかない。そういう意味では今はインスリン1日1回だけど、毎食打った方が保護されるんじゃないかと思うんだけどね。前の先生はちょっと違う考えみたいだけど」
うーん、ぼくのベータ細胞よ、ぼくの免疫細胞の攻撃に負けずにがんばれ!ととても愛おしくなった。
そして毎日エア縄跳びしたり、食べたくもないナッツをプライミングで食べたり、ジムに行ったり、糖質を制限したりしてベータ細胞の負担にならないように過ごしていても、自己免疫細胞が攻撃を止めないかぎり、結局いつかベータ細胞は殲滅されてしまうのか、と思うと、とても暗〜い気持ちになった
あと先生ごとに考え違うのはやめてほしい
こっちは素人だからわかんないよ!笑
フリースタイルリブレとの別れ
予想外だったのは、フリースタイルリブレはうちでは扱ってないから今後出せない、と言われたこと。
「どうしてもダメなんですか?」と食い下がりながら、
(ぼくからリブレを奪うなら、リブレ使わせてくれる他のクリニックに行くぞ!)くらいの勢いだったけど、
「代わりにもっといいセンサーをうちは使うようにしている」と
Dexcom G6のパンフレットを出してきた
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121414821/picture_pc_b95893d485b61e4ba6359fa0519a23c5.png?width=1200)
https://jp.provider.dexcom.com/product/dexcom-g6-cgm
「リブレより精度が高くて、リブレみたいにセンサーをスキャンしなくても勝手にセンサーからアプリにデータが飛んでくる」
と説明を受けて、え?それってすごくない?と思った。
だって、ぼくは1日50回以上リブレのセンサーをスキャンしているから笑、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121414860/picture_pc_72de8b28dfc4ce79f51101c05893f2dd.png?width=1200)
その手間が無くなるなら大歓迎だ!
でもみんなリブレの話しかしてなくない?
何か罠があるのかなー、とも。
とりあえずG6を使うか、指から血を出して測るかどっちか選んで!と言われたらG6を選択するしか無い。
入院中の穿刺時代には戻りたくない!
1回G6を使ってみて、ダメならもう病院変えよう!
治験
往生際が悪いぼくは、帰宅後に緩徐進行1型の自己免疫を抑える方法が無いか調べていた。
スウェーデンの創薬ベンチャーのDiamyd Medicalは、新規に開発した1型糖尿病ワクチン「Diamyd」の第2相試験の結果を発表した。
小児期に1型糖尿病と診断された子供や若年者では、インスリンを分泌する能力が体に残存している可能性がある。1型糖尿病のサブタイプによっては、この免疫療法により、β細胞が攻撃されるのを防御できると考えられている。
自己免疫を抑えて、β細胞によるインスリンの内因性産生を保護し、1型糖尿病の進行を緩和あるいは抑制する治療の実現を目指している。
くー、今から治験でぼくが枯渇するまでに間に合う、とは考えにくい。
治験しにスウェーデンまで飛んでいきたい!
OH MAY GAD
ついでにGAD抗体を抑えるサプリでも無いかiherbでクチコミ検索してみたところ、GAD抗体自体がマイナーすぎて有益な情報は得られなかったが、
![](https://assets.st-note.com/img/1699692062841-vNyGG9UyD8.png?width=1200)
何がOH MAY GADだよ!禿げた部分に髪が生えてよかったな!
焦げ目?ってなに?どういうこと?
と少し暗かった気分が晴れてありがとうな気持ちになった。
やがてお別れが決まったこの日のフリースタイルリブレはこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121415063/picture_pc_26b96d9e9874a514bb9577fa7a6d363e.png?width=1200)
お昼前にストレスが高い仕事をして玄米75gで少しOver
夜はお刺身中心に主食抜き。抜けば平穏そのもの。もう全部抜くか!
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