【かえるのうた】な~んにもしない日
今日は「な~んにもしない日」の約束でした。それは、昨日、決まりました。疲れすぎたので、好きなだけ休んで、お互いがもう大丈夫と思えたら活動再開するのです。活動は、昨日届いた引越しの荷物の整理などです。
私が疲れたと何度も言っていたら(それにはそれなりの理由があったのですが)、母も疲れたと言い、この「な~んにもしない日」が決まりました。母は、実家での生活でずっと疲れていたと言いました。私はその愚痴はもう何度も耳にしていてうんざりでしたが、昨日に限っては何度も耳にしていることもうんざりなことも何も言いませんでした(昔は何も言えませんでしたが、最近はちゃんと言うようにしています)。それほど、疲れていたのです。
「な~んにもしない日」は、朝から雨が降っていました。昨日は好天に恵まれ、引越しの荷物の搬入や開梱、買い出しなどができたことを有難く思いました。
母は、もう、起きているようでした。それらしき物音がしていました。
母は、時々、大きな音をたてます。私の借りている物件の隣の人も前々から大きな音をたてるタイプで、私はうるさいなと思いつつも静かに暮らしていました。しかし、母が来て、隣の人のことをありがたく思えるようになりました。
隣の人は、うるさいので、こちらも安心してうるさくできます。隣の人が静かだったら、こうはいかないでしょう。
「な~んにもしない日」、私は母と言葉を交わすことも、その姿を見ることもしたくありませんでした。なんてったって「な~んにもしない日」ですから。休みたいだけ休む話になっているのですから。
しかし、だんだんトイレに行きたくなってきました。トイレに行く途中で、母に遭遇してしまうかもしれません。意を決して私はドアを開けました。
すると・・・。
薄い闇の中に、何かが立っていました。
母でした。
ちょっとしたホラー。心臓の弱い私は、ホラーが苦手です。かなりのダメージでした。「な~んにもしない日」でこれまで休んだ分が吹き飛びました。眠気も吹き飛びました。
おはようと母が言いました。
うえぇ・・・おはようございますぅぅ・・・。
私は、おどおどしながら返事をしました。
まだ休んでていいんだよ。
母が、言いました。
いいとかだめとか、そういう問題ではないと思いますが、悪気はないと思っておきます。ボケたという説もありますが、これまでずっとなのでボケたわけではないと私には思えるのです。母は、母親としての威厳を保ちたいのかもしれません。
私は「○○してもいい」という言い方が苦手です。ずっと言葉にならなかったのですが、いろいろ学び、やはり不適切な表現なのだとわかりました。なので、私は使わないようにしています。
(これは「しても」の「も」が無くても同じです。他者についていいか悪いか言う場合です。それから、お互いにこの表現を使っても問題ない関係もあるとは思います。)
母を変えることはできませんが、私は私の受け取り方を変えることはできるかもしれません。ひとまず、悪意はないと思っておきます。敢えてこの言い方を選んだわけではなく、これしか表現を知らないのだと思っておきます。私が傷つくことは無いのです。
そのうち、あの頃はまだ良かったと思う日が来るのかもしれません。あるいは、今よりうんと楽になるかもしれません。どちらに転んでも悔いの無いよう、1日1日を生きていきます。
明日から平日なので、どうなるかこれまた気が重いです。ひとまず、やってみます。全然書き足りていませんが、ひとまず公開します。だんだん、言葉になっていくでしょう。
今日、このnoteを書くことができて良かったです。
「な~んにもしない日」は、本当にしたいことをする日なのだと思いました。したいことがありすぎて、なかなかできなくてもどかしいです。そのうち、毎日を本当にしたいことだけで埋め尽くしたいです。
そして、みんフォト!
今日は、全休符を描きました。「な~んにもしない日」だからです。思いっきり伸びをしてみました。フェルマータもつけてみました。ほどよくしっかり休んで、次に進みます。
ありがとうございます。それでは、また。