夏の果てまでいきましょう
今夜、新曲を出します。ここから下に書いてあるようなウダウダした自分を、あるいは似たような気持ちの誰かを、夏の果てまでぶっ飛ばすようなロック!聴いて!頼むから!
久しぶりに乗った井の頭線は、昔ひとり暮らししていた1Kの部屋と同じにおいがする。今夜はいつもよりも涼しいが、それでも28℃あるらしい。すっかり感覚がおかしくなってしまった。
夏真っ盛り。なんなら「自分、まだまだこっからです!やらせてください!」という太陽のやる気さえ感じる。結構です。日傘を買ってほんとうに良かった。三天結盾、私は拒絶する。
近頃の心境は「売れたい」よりも「メンバーをもっと売れさせたい」と考えている。あらゆる意味で自分の力の無さ、ブランク、言いたかないが衰えを感じる。とても悔しい。ライブをバシッとやって、自信を取り返したい。
ひとりでできることは少ない。他人との協力関係はそれはそれで長く続かないものだ。それに、天邪鬼の自分は、差し伸べられた手をなんども払ってきてしまった。「後悔先に立たず」と、聞こえる。せめて溜め息だけは堪える。
ここまで書いてから、下北沢SHELTERで友だちのツアーファイナルを観て、よしやるぞと気持ちをかなり持ち直した。夏の果てまでいきましょう。茹だる暑さに、煮え切らない心に、もう二度と会わないアイツに。この後24:00、とっておきの魔法 "ここじゃないどこかへ、きみじゃないだれかと" をぶちかまします。
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