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「夢を夢のままにしない」

それは白岩瑠姫の言葉である。
夢を追い続けた彼は、今では世界的に有名なJO1のメンバーの一人として夢を届けている。

そんな彼との出会いや彼への愛といったら大袈裟かもしれないが、そんなものをここに残したいと思う。

ちなみに写真は空中でくす玉を割ろうとしている白岩瑠姫である。素敵なお顔が見えず申し訳ない気持ちもあるが、彼の「目標を必ず達成させる」という精神をよく表している一枚だと思う。


推しらしい推しがいなかったワタシ

小学生の頃の趣味は強いて言うなら読書。確かに読書はずっと好きではあるが好きな作家がいるとか一日中本を読んでいるとか、そんな感じではなかった。趣味という趣味をもっていなかった。べつにそういうのめり込める何かがなくても生きていけるしと思う一方、没頭できるものを持っている人が少し羨ましかった気がする。

そんな私はある日をきっかけにある俳優と進撃の巨人にハマり始める(どんな組み合わせ)。暇さえあればいろいろと調べ上げたり、好きなんだよねぇと友達にアピールしてみたり、手当たり次第友達に勧めてみたり、、、
進撃の巨人は今でも好きで、そろそろ全巻読み返したいなとさえ思っている。しかしその頃の私はリアルな「人」を推せなかったようだ。その俳優のことはかなり好きだったし、CDを買おうかな、FC入っちゃおうかなと迷うこともあったが、結局お金は一銭もかけていない。今まで誰かを推すということをしてこなかったしそういう人として見られていなかったため、家族にすら言いづらかった。

こうして進撃の巨人にはどハマりし、ストーリーの良さについて妹や友達と語り合い展覧会にも行ったりとかなりの情熱を注いでいたが、推しはいない人生が続いた(進撃の中での推しは?と聞かれたらサシャと答えることにしてはいるが、いかにも「推し!」という感じではない。それよりは進撃全体のストーリーや世界観に魅了された)。



初めてちゃんと見た音楽番組

それはコロナ禍のこと。
さまざまな事情で我が家にはしばらくテレビがなかったが、2年前の夏にようやく新しいテレビを購入した。テレビのない生活を一年弱送っていた私たちは、ややテレビに飢えていたのかもしれない。以前ならそこまでちゃんと見たことのない「ザ・音楽番組」を見た。家族は皆音楽や流行の曲にそこまで興味があるわけではなかったが、とにかく何か長時間の番組を見たかったのだと思う。

番組も終盤に差し掛かり、久しぶりのテレビでも流石にそろそろ飽きてきたなと思っていた時、聞いたことのない声が聞こえた。

「Go to the Top!JO1です!」

明るい声、素敵な笑顔、キラキラの顔面。
今までに感じたことのない雰囲気そしてオーラを彼らは放っていた。この人たち何?歌うの?踊るの?流行の韓国系のグループか?と思っていたら日本語が聞こえた。

\え!?日本人なの!?日本人にこんなにカッコいい人っていたの!?/(失礼すぎる)

そんな中特に私の目を引いた人がいた。そう。白岩瑠姫である。バンダナを額に巻いている人を韓国系の漫画でしか見たことのなかった私は、目に映ったものに焦りを覚えた。

\え!?バンダナつけてる!?リアルでつける人っているんだ!?誰これ!?カッコよすぎるんですけど!?!?/

その後のトークでも彼の笑顔にやられ、なんじゃこりゃあと思いながらパフォーマンスまでしっかりと見た。しかし11人という人数を当時の私が見分けられる訳もなく、踊っている彼を見つけられなかった泣。

キラッキラッ


すぐには沼落ちしないワタシ

そんな劇的な出会いを遂げた私であったが、FCに入会するまでトントン拍子だったという訳ではない。
まず見漁ったのは誰もが通るであろう道、Youtubeである。取り敢えずテレビで見た曲の動画を見て、どれが誰だか把握。公式サイトから白岩瑠姫の宣材写真を見つけたがなんか違う?動いている彼を見たいと思いファンが上げている動画に辿り着いた。そこまで来ればもう戻れない。ときにカッコよく、ときに面白く、どんな時でもキラキラと輝いている彼らは素敵すぎた。

\何これ一生見てられる…/

そんな時、私はJO1 museumの存在を知る。それはパネルや衣装の展示、さらには本人たちのビデオメッセージを見ることのできる展示会であった。しかも入場特典のポストカード付き。やばいこれは行きたいかもしれないと思った私は、他界隈に推しがいる友人に相談してみた。するとなんとまぁ彼女は一緒に行こうと言ってくれたではないか!
心強い仲間を手に入れた私に残された試練は「いかに自然な感じで親に言うか」であった。


親をも泣かせるワタシの「愛」

自分からこれこれこう言うのにハマってこういうのに友達と行ってくるね、と言う勇気が無かった私。さり気なく「JO1にハマったんですよ〜〜」とアピールするにはどうしたらいいものか考えていた。

そんな中辿り着いたのがLINEのBGMである。LINEのアイコンや背景のみならずステメを若干変えただけでも反応してくれる母なら、BGMを設定したことに必ず気づくはずだという確信があった。しかも自分から言う必要がない。ただLINEミュージックから設定して母の「これ何ー?」を待つだけなのだ!なんて私に優しい世界!ありがとうBGM機能!
そんなこんなで案の定「JO1『OH-EH-OH』」という見慣れない字面に気づいた母に「それの展示会が渋谷であるから友人ちゃんと行ってくるね」と聞き返される程の早口で伝えたのであった。

ちなみにこれは後日談となるが、とある別の話を母としていたときに私がJO1にハマったときの話になり、「(embr)が初めて好きって言ったものだから私も認めてあげなきゃと思っていたの、、」と泣きながら語ってくれた。
そんな彼女も今では立派な瑠姫ジャムだ。


それから

展示会以降、やっとFCに入り、早速推しの誕生日メッセージを送ったりと、充実した日々を過ごしている。勉強との兼ね合いで今まではあまり時間をつぎ込めていなかったが、今年2023年はもっとイベントに参加したりグッズ作ってみたりと積極的に推していきたいと思う。


ここまで長々と書きましたが、読んで頂きありがとうございます!🤟🏼♥️

次回もお楽しみに〜🎶


#あなたのJO1はどこから

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