見出し画像

中学受験回想録27


ゲームと息抜き

もう夏休みですね。

3年前の7月は夏期講習の時間割とにらめっこして個別指導塾の予定を捩じ込んでいました。

ゲーム機を我家は買い与えていませんでした。
保育園年長時代にお友達のお子さんから「☆君にゲームを買ってあげて下さい」とお願いされていたにも関わらず…無視しました。

小学校に入り与えるべきか悩みました。しかしママ友ランチの待ち時間で携帯ゲームにハマり「課金する!」と騒ぎ始めた時、使用時間を巡り怒鳴る自分が映像化した為ゲーム機を封印しました。
本や漫画は上限を設けず希望に応じて購入、テレビは私の帰宅(8時頃まで)自由としました。

1〜2年生時にはのらりくらりと要求を交わし続けました。ドゥエルマスターやポケモンなど一般的に小学生がハマる文化は、テレビを開放していたにもかかわらず興味を全く持ちませんでした。
ドッチボール・駒・けん玉など学童で触れる遊びを必死で練習していました。
3年はベイブレードやスターウォーズのLEGOでやり過ごしましたが、学童のない4年時は買うか迷い、5年の誕生日を予定していると伝えたら「いらない」と断られました。受験が近くなり怒られる事を増やしたくないからという理由でした。

本と漫画は申告したら無制限で購入する約束にしていたため、親の携帯で電子書籍を購入していました。鬼滅の刃から始まり 弱虫ペダル、2月の勝者、Dr Stoneなど 当時流行っていた漫画を一緒に楽しみました。
また理科と社会は授業の内容を息子が先生になり説明する時間をつくり、小テストを私に出題してもらいました。説明と解説をする内に自分の誤りに気づき修正していました。また親の私が間違えを受け入れ再度立ち向かう姿を見せられました。親としてのプライドは?はちょっと傷つく時もありましたが、やり直すように口煩く命じるよりも楽しかったです。

息子はちょっと上手くいかないと「もう苦手だからやらない」になりがちでした。
悩んだのは算数の図形…手を動かさないと熟達しない為ややケンカを売るように競争し、コテンパンに勝利しました。練習したらうまくなると説得して必要枚数を行う様ギリギリやりました。数枚行い素早く対応できる様になり自主的にこなしていました。

出来ていないところをこまめにチェックして基礎に抜けが無いように気をつけていました。
テキストの単元テストができていない時には「やるべきテキストファイル」にまとめページを取り出して入れ、優先的に行う様に声を掛けました。
数学はPでするべき課題として渡しました。

基礎を固めることが夏休みの重要課題です。過去問や応用問題は10月以降と割り切り基礎固めに徹底しましょう。
空き時間はクイズ大会を楽しんで下さい。問題を解く→間違えたらやり直すパターンを遊びで取り入れましょう。この時期から「間違えたらやり直すチャンス!」と間違えを受け入れる地盤が作れた為息子はレジリエンスを高めに維持できたと考えています。

夏は基礎固め!ガミガミできていない事を指摘するより一緒にクイズを作って一緒に賢くなる親子の夏にして下さい♪。

atsuko ishi:2021年受験生の母
息子くん:Sに通塾
私立偏差値60台男子校(自然豊か自由系)に進学
共働きでの中学受験

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?