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魚屋で即食い天然磯ガキ/local shore oysters@千葉県旭市飯岡 平公屋

2022/06/09/10am訪問。

正直な話し、今回訪問した『魚屋 平公屋(へいこうや)』さんは全てにおいて素晴らしかったので、誰にも教えたくない私だけの秘密にしておくつもりでした。しかし千葉県の磯ガキに興味を持ち、食べる人がもっと増えてくれればとの願いを込めレポートさせて頂きます。

先ず2020年6月に千葉県銚子周辺における磯ガキとは何か?を書きました↓

その後更に調べ、千葉県で天然磯ガキが旭市飯岡の海でも捕れるとの情報をゲットし、現地の飲食店を色々調べると寿司屋、海鮮料理店などはこのシーズンどこも磯ガキを出している様子。

しかし『魚介馬鹿一代』の私はもっと面白い所で食べてみたい。そこでネットでありとあらゆる情報を調べていたら、飯岡漁港付近に位置する普通の魚屋『平公屋(へいこうや)』さんが目に留まりました。

前日に電話で『磯ガキその場で食べられますか?』と聞いたら『はい、捌きますよ』と確約が取れたので迷わず『よし!行くしかねえ!』と思い埼玉から朝5:40分の電車に乗って現地へ行ってみました!(^o^)

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↑千葉県旭市飯岡海岸沿いにあった看板
↑飯岡駅

勇んで行くのは良いとして、最寄り駅の飯岡からは結構遠いです。車かタクシーがベストでしょう↓

↑駅から徒歩での経路。一般的に歩いて行く距離ではありません

私はこの日、銚子漁港近くに宿泊する事にしたので銚子駅前観光案内所でレンタルサイクルを借りて行く事にしました。

↑銚子駅からレンタルサイクルで約50分で着きました。
飯岡漁港を見下ろす場所より
飯岡漁港

さて、事前にGoogleマップでガッツリ調べていたので『平公屋(へいこうや)』さんはすぐに見つかりました

正面より

さっそく中へ入り磯ガキを食べたい旨を伝えたら感じの良いメガネ美人の店員さんに『昨日電話された方ですね!今持ってきますので少しお待ち下さい(^o^)』と言われほんの少し待っていると…

飯岡産天然磯ガキ

奥から発泡スチロールの箱でどーんと持ってきてくれました(^o^)。いや~素晴らしい!ついに会えました!この地で捕れた飯岡産天然磯ガキ!この中から好きな物を選んで量り売りで食べられます(^o^)

どれも重くてデカくて本当岩みたいです

とりあえず直感的に良さげと思われる2個を選びました。選んだ物はすぐに重さを計り値段が決まります。

その後どうやって牡蠣を開くのかなと思っていたら、奥から牡蠣捌き歴60年のキャリアを持ってそうな魚屋白衣の渋いおやっさんが出て来て、店の外側の台でやる気満々で捌き始めました!(^o^)

気合十分で牡蠣を捌くおやっさん(^o^)
燻し銀のような熟練の技が光ってます(^o^)
すぐに完成(^o^)

いや~初めて目の前で磯ガキを捌くシーンを見ました!ペンチ使ったりで、養殖真牡蠣とはやはり開け方が違うのだなと勉強になりました(^o^)

レモンを添えて出してくれました(^o^)

この時点では立ち食いでしたが、奥からイスを持ってきてくれました(^o^)

さっそく食ってみましょう!(^o^)
先ずは左側のヤツから(^o^)
ぷっくりしてます(^o^)

最初の1つはレモン汁をつけずそのまま口に運びました。噛み締め先ず驚いたのは舌に感じるそのミルキーな風味。これはほんとに旨い!(^o^)

2つ目はレモン汁を搾って

いや、これも旨い!誰が考えたか分かりませんが、本当生牡蠣とレモン汁は合いますね(#^.^#)

この磯ガキを堪能している間、メガネ美人の店員さんと燻し銀のおやっさんから、飯岡産の天然磯ガキについて色々なお話しが聞け、かつ色々な雑談で盛り上がりました(^o^)

いきなり出された焼きガキ
加熱具合が絶妙(^o^)

なんと!最後におやっさんが小さいヤツを焼きガキとしてサービスで出してくれました。

おやっさんが『生とどっちが旨い?俺は焼きガキが旨いと思うけど』と言ってるその横で女性店員さんは『好みですよねー』と言ってます(^o^)

私的にはどちらも旨いとしか言い表せませんでした(^o^)

店内午後になると刺身や色々なお惣菜も並ぶようです

最後にはコーヒーまで出して頂き、このお店の方々のホスピタリティに感動しました。

さてお会計ですが、生で食べた磯ガキ2個に小さい焼きガキ1個はサービス、合計3個でなんと780円でした!いやいや都内の寿司屋で同じクオリティの物がメニューにあったらどう安く見積もっても普通に3000円位するでしょ(>_<)

ほんとに私みたいなどこの馬の骨か分からない者にこれだけ厚いおもてなしをして頂き、更にこんなに安くていいの?と思いましたよ!(>_<)

店内

今回のこの訪問は1分30秒写真だけのスライドショー形式で動画も作ってみました(初の試みw)飯岡漁港、牡蠣を捌く燻し銀のおやっさんの様子などよく分かると思います(^o^)↓

ちなみに磯ガキは毎年だいたいゴールデンウィークから8月いっぱい(その時の入荷状況による)まで楽しめるそうですが、もしここへ来るなら事前に色々確認した方が良いでしょう。

平公屋の皆さんごちそうさまでした!(^o^)

平公屋 Tel 0479-57-2413


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