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初めてペット保険に加入する方に!知っておきたい保険内容

大切な愛犬と少しでも長く一緒にいたいから健康でいてほしい。

「今はとても元気で、病気の心配はないけど先が心配」「もし、重い病気にかかってしまったらどのくらい費用がかかるのか心配」

そのような不安を補ってくれるのがペット保険です。

筆者自身も愛犬を6匹と暮らしていて、1匹の愛犬が急に大きな病にかかり入院・手術・通院と大きな金額を使いました。

残念ながらその時は、ペット保険に加入していなかったので後悔をしたのです。

今回は、皆様に安心してペットの治療を受けていただきたいので、ペット保険はどのようなものか調べたので、ぜひ最後までご覧ください。

ペット保険に加入する目的

昨日まで元気にしていた愛犬が食欲が無くなり元気がない。
食事はいつものドックフードを食べているし、おやつといっても犬用のビスケットだけです。それなのにどうしたのだろう。
人間だけでなくペットも急に体調の変化が起きます。

このような状態が2、3日も続けばペット病院に診察を受けに行くことでしょう。

ペットには人間が加入している医療保険制度がありません。そのため全て実費となり飼い主の負担が大きくなります。

診察料、薬、血液検査またはレントゲンやMRIをすると料金はあっという間に◯万円の治療費に。
さらに入院や手術となると治療費の負担が重なるのです。

治療費が高すぎて入院や手術をあきらめたり、そのような事がないように備えておくと安心なのがペット保険です。

ペット保険の詳細

ペット保険の補償割合は50%から100%と保険会社により内容が異なります。また通院・入院は、1日の限度額が設定されているものから制限のないものまであります。
また手術は、1回の金額制限と無制限があり、保証内容の確認をしてから決めるようにしましょう。

ペット保険の補償内容は

  • 入院補償は、入院した時に保険金額が支払われます。しかし保険内容によっては、手術をした入院が条件としている場合もありるので確認しましょう。

  • 手術補償は、手術をした時に支払われます。ただし金額の制限や年間手術の回数制限はあります。

  • 通院補償は、通院するごとに契約金額が支払われます。

通院費は低いのですが、回数が多いので支払金額は大きくなり、負担が大きいことに後から気づくことでしょう。
ペット保険契約により、支払限度額が制限されているタイプがあるので、チェックしてください。

ペット保険特約

決められた補償内容にプラスして特約を付けることができます。

  • ペット賠償責任特約は、ペットが他人の所有物を壊したり、人にけがをさせてしまったときなど、飼い主が賠償責任を負った場合に限り支払いされます。

  • がん手術保険特約は、がんで手術をした場合、本来の手術補償とは別に支払われます。

  • 葬祭保険特約は、ペットの火葬代、埋葬費用、仏具の購入など契約内容に合わせて支払われます。

  • 高度後遺症保険特約は、ペットが高度障害となり歩行が困難で車いすなどの移動補助器具を購入した場合など、契約内容に合わせて支払われます。

  • 診断書費用特約は、保険会社に保険金を請求するときに必要書類が必要です。そのときに掛かる金額が支払われます。

*ワクチン接種・避妊手術・去勢手術は対象外です。

ペット保険は一年ごとに更新するタイプがほとんどで、一生涯補償してくれる保険もあります。しかし保険料はその度に上がっていきます。月々の保険料はもちろん、年間保険料や、総額の保険料(寿命を視野に入れて)がどれ程か、確認してみましょう。

免責金額や補償限度額

免責金額とは、治療費のうち自己負担をしなければいけない金額を言います。
保険契約で保険金の最高設定金額が決められていて、補償割合に応じてお金が出ます。

補償限度制度とは、契約時に保険金の最高保証額などが設定されている保険。
たとえば、通院1日14,000円まで、手術1回につき100,000円までなど、細かく制限されています。

保険会社によって設定が違うので確認しましょう。

立替請求と窓口負担

立替請求とは治療費全額を飼い主が支払いした後、保険金請求をすることです。支払われるまでに約1カ月ほどかかる場合があります。

窓口精算とは治療費を支払うときに、保険証の提出をして、給付分を引いた金額を治療代として支払うことです。
ただし保険会社と契約している動物病院だけができます。

動物病院が契約している保険に加入すると、飼い主の負担はその場で軽くなりますし、気軽にペットを診察して安心。

ペットの治療費

ペットが病気になってかかる費用は、病気の内容によってもさまざまです。
そして診察料は、ペット病院によっても設定額が違うため多少の違いはあります。

病気になったらお金が心配です。診療明細書では、診察・入院・検査・麻酔・手術・処置・点滴・薬など料金が表示されます。ペットも人間と変わらず手厚い診察をしてくれます。

入院する前に、主治医の先生から治療費の目安を伺っておくと安心できます。

まとめ

我が家のジャックラッセルテリア

ペット保険は、補償割合が50%から100%まで取り扱う企業によりまちまちです。通院・入院・手術の支給制限があります。
その中でも無制限のタイプもありますが、一定年齢を過ぎると補償額に制限が付いてきます。

さらに保険には、特約があり細かい部分にまで補償ができます。

ご自身の行きつけ動物病院が、どこの保険会社と契約しているかによって、窓口請求が活用できるか気になるところですが、必ず保険内容を確認して加入された方が良いでしょう。


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