フィクション日報
少し遅ばれながら、あけましておめでとうございます。
ぼくのnoteを読んでくださっている方はご存知のとおり、昨年1年間は「#1日1フィクション」と題して、毎日フィクションに触れた記録を、つぶやき機能で残しておりました。
1つ前の記事でも少し触れましたが、ぼくの毎日を少し豊かにする、楽しい取り組みでした。
厳密にはその日のうちに取りかかれない、あるいは記録できないことも多くありましたが、前日できなかった1日1フィクションを取り戻すためだけに、早起きして仕事前にアニメ1話分を見たりするなど、ほんの少し良い具合にネジの外れた毎日でした。
今回は、1日1フィクションについての振り返りと、今年の取り組みについて綴ろうと思います。
まずは振り返り。
その前に、ルールのおさらいです。
これがぼくの「#1日1フィクション」。
毎日フィクションに触れる。
対象は、小説や映画、漫画、アニメなど、物語ならなんでも。
少しでも触れる、小説の1ページとかでもよしとする。
noteのつぶやき機能で感想や記録を投稿。
振り返ると言っても、やることは記録の要約です。
フィクションに触れることで得た気付きを、365個の記録を見ながら箇条書きでまとめていきます。
読んでくださる方にとって、何か興味深いものになれば嬉しいですね。
思っていた10倍くらい長文になったし、思っていた10倍くらい時間はかかったのですが、ではまあ以下にまとめます。
自分に関する気付き
ヨーロピアンな情景やケルト系の音楽が好き。クロアチアのドゥブロヴニクに行ってみたいのです。
大正浪漫な時代背景も好きです。
最強で最凶なヴィランには心惹かれます。求めるものはやっぱり「圧倒的に自分ではない」というフィクション性。
アニメや映画のオープニングやエンディングは毎回見るタイプ。
基本的には意識的でも無意識的でも、クールビューティーなキャラクターが好きです。
好きになった作品がBONESさんの作品であることはよくあることです。
声優さんの声質や演技に惹かれたり、背景を装飾するBGMに惹かれたり、ぼくは音フェチなのでしょう。
キャラクター七変化みたいな、いろんな服格好をするエピソード好きです。文化祭の時みたいです。
サビ前に無音になる楽曲、心臓をがっちりと掴まれます。
仕事終わりのレイトショーの時間は、意識的にでも作った方がいい。
どんな作品でも、終わりが近づくとやっぱり淋しいです。
誰かのために自分の意志で動く時の方が、力が出ます。
作品に触れている中で、自分が企画するなら…を考えてしまうあたりは、なんだかんだ仕事楽しめているんだなと思います。
赤面したいです。
なくてもいいけど、あるとちょっと嬉しい、そんな言動を大切にしたい。
細田守作品においてもそうですが、クジラには有無を言わさぬ不思議な魅力があります。
頬張りと微笑み、まだ帰りたくない態度、言って欲しかった時間、隣にいるだけの安心。言葉にはならない、合言葉に惹かれます。
「みんな」って誰ですか。見えない誰かからの評価を気にするくらいなら、評価を気にしてしまう大切な人を知った方がいい。
言わない、伝えない、がなかなかできないみたい。
ありがとう。だいすき。がんばったね。大事にしたい3つの言葉です。
言葉は好きだけど、歌詞よりもメロディを聴く節があります。
生きてて欲しかったキャラクターたちがいます。
髪の毛の描写は、フィクションに触れる時も見てしまう部分です。繊細なタッチだと嬉しい。
いつか先生をしてみたい、教えることは得意です。
涙には弱いです。純度100%だと思ってしまうからです。想いの果てだと思ってしまうからです。
他人にはあまり興味がないけれど、季節や景色には純粋に興味があります。
活字が得意じゃないのは、どんな言葉もきっと素敵で、ゆっくりと時間をかけて噛み締めたいから。
好きな人に躊躇いもなく好きと言える日もこない。
自分以外に関する気付き
メリーゴーラウンドってもしかして、いくつになっても楽しみ方があるアトラクション。
打ち上げ花火は、花火よりも隣の方の表情を見てしまいます。
受け取り手が今どう受け取るか、未来ではどう受け取るかを想像できている作品が、面白いんだと思います。
人に話すだけでは解決しない悩みはたくさんありますが、自分の中で整理される、そして聞いてくれる味方がいるという心強さはあります。
覚醒とは、自分が自分を学習する瞬間。
汚い言葉遣いも、遣う人によっては美しく聴こえる事があります。
女性は、基本的に高いスペックだけど、少し抜けてて可愛い男性が好き?男性同士がじゃれあっているのも好きなのかも。男ってなかなか沼ですね。
ぼくが見ている作品がそうなっているだけなのかもしれませんが、スピード感が求められるようになっているのはフィクションも同じで、特訓みたいなフェーズがあまり描かれないのかもしれません。
本当のコミュ症は断ることもできない。
子どもの友人が遊びに来た時、子ども以上にはしゃぐ、親の愛。
新海誠しかり、ゆるキャン△しかり、飯テロというコンテンツに人は魅力を感じます。三大欲求への刺激は強い。このぼくにキャンプをしたいと思わせたのだから、強い。
運も実力のうち、というのは、平等に降ってくる運を掴み取る力のことを言うのでしょう。
感覚同士がぶつかり合う時には、相手の見えていない部分に気づかせてあげること。
誰かと一緒にいるということが、想い出のバックアップになるかもしれません。
無言というフレーズ。無音という音楽。余白には魅力があります。
古参が新規を排除しようとすると、コンテンツは廃れる。きっと新規側にも排除されない意気込みが必要です。
真実だけでは想像の範疇を超えない。魅力的な嘘が、存在し得ないカリスマを生む。
正論が正解とは限らない。
煙草って登場シーンやキメ台詞のためにあると思いませんか。
行動が先で理由はあとでもいい。大人であっても同じです。むしろ大人の方が、理由の選択肢が多いのかもしれません。
ありがとうの一言で、救ったのに救われる。支えることが、自分を支えることもあるのでしょう。
一人称で仮面を被るもんじゃない。
人は人を嫌いになっていい。
どうして嫉妬心が人間に備わっているのでしょうか。嫉妬心は長所でしょうか、短所でしょうか。
バレンタインとは、大切な人の笑顔を見たいと願う日。
季節ってずるい。そのせいにすれば、感覚が納得してしまいます。
家族同士の言葉は、呪いにも祝福にもなる。
そこにあるだけで穏やかな気持ちになる言葉がある。おとぎ話、とか。
プロモーションや宣伝が、コンテンツの魅力を強化する事がある。
希死念慮とは、望みではなく使命感のようなものなのかもしれません。
大人には教えるという楽しみがある。
新たな可能性というのは自分の考えの外に、混沌の中にある場合がある。
以上です。
多いよ。
ChatGPTにまとめてもらうことも考えたのですが、なるべく自分の言葉ありのままで伝えたく。
読んでくださる方にとって、ひとつでもハッとするものがあれば嬉しいな、と思います。
ちなみに、自分のことはやっぱり知りたくて、ChatGPTにキャッチコピーと要約を考えてもらいました。
キャッチコピー、合っているかどうかはともかく、ナルシスト味に親近感を感じます。
将来は教育の道に進みません。
今のところは。
というのはさておき、続いて今後の取り組みについて。
もう2024年になって数日経っているので、すでに始めているのですが、結論から言うと、
この取り組みは継続します。
いえーい。わーい。
だからなんやねーん。
いいぞー。もっとやれー。
だれかだからなんやねんって言いました?
さて。
決して考えるのが億劫だったとかではなく。
結構考えましたし、ほかにした方が面白いこともあるんじゃないか、とも思います。
ただ、冒頭でも少しお話ししたとおり、取り組みとしてとっても楽しかったんです。
やっぱり、声や音楽が好きだし、言葉が好き。
自分ではない、異日常なフィクションが好き。
だから今年も2年目として続けてみようと思いました。
一旦深く考えすぎることをやめました。
基本的なルールはそのままですが、続けるにあたって、2つだけ追加変更点をします。
①呼び方を変える
昨年は「#1日1フィクション」でした。
端的ではありますよね。
ただ、なんとなく声に出して読みにくいし、音のバランスが悪い気はしていました。
もしのもし、気に入ってくれてた方がいたらすみましぇん。
今年は
「フィクション日報」
と呼ぶことにします。
まあ意味は同じですね。
呼びやすく読みやすいこと。
そして、まだ誰も使っていない単語の羅列であることを意識しました。
アカウント名にも付け加えました。
いつか、「フィクション日報のひと」というアイデンティティが根付いたらいいなと、ちょっとした夢も、にやにや抱いております。
②画像をつける
これはそのままですね。
つぶやき投稿にも画像が付けられるみたいなので、その作品のキービジュアルをつけるようにしようと思います。
大きな意味はないのですが、より視覚的にも伝えたいな、くらいのことです。
忘れてたら指摘してください。
コメントしてくだs
以上が変更点です。
この説明、誰向けなの。
あとは、変更点じゃないけれど、小説は多めにしていきたいなとは思っています。
インプットとアウトプットの練習ではじめた取り組みですが、1年間やってみて思うのは、やっぱり文字を目で見ることが、言語化能力を刺激する感覚がありました。
実は、「1日1読書」にしようとも思っていたくらい、文字の力を感じていました。
ですので、移動時間じゃなくても、意識的に小説には触れていきたいなと感じます。
ちなみに今年は、大晦日にも引っ張られて、『交響詩篇エウレカセブン』から始めました。
本当に何度も見てしまう、大好きな作品です。
やっぱりアニメやないか。
ではでは、今年もたくさんフィクションを。
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