見出し画像

35歳からのファッション迷子を抜け出すために私がやったこと

35歳からなんとなく洋服が似合わなくなってきた。もちろん、大きな原因は体重増加である。でも、それ以外に自分が好きなものと年齢が合わなくなってきたことも原因だ。

20歳の頃は、X-girlやBEAMS BOYが好きでローライズのスキニーパンツとビックTとリュックが定番スタイルだった。でも、今そのまんまはできないし見れたもんじゃない。

あーあ、早く60歳オーバーにならないかなぁ。真っ白な髪をした素敵なファッションの女性を街で見るたび、私は密かに彼女たちのコーディネートをメモっているのだ。表参道のPASS THE BATONであったロングカーディガンにシャネルやアンティークのブローチをいっぱいつけたあの人、二子玉川のCafé&Meal MUJIで会った夫婦。奥様は薄いグレーのデニムにホワイトのセーター、白のデッキシューズを履かれていた。程よく手入れされたショートの白髪とメイクが上品で洋服のカジュアルさが際立っていた。二人でケーキを半分こしているのを見て「私もこんなふうに歳をとりたい!」と思った。「歳を重ねれば、どんなファッションをしていても自分を貫いてるってことになるのね!」と希望が持てた。

時を戻そう。

でも、私は今中途半端な40歳。20代の子がしているようなファッションをしていればイタイって見られるし、何より似合わない。40歳らしいフレアスカートとブラウスにヒールのようなファッションは好きじゃない。じゃあ、どうしたらいい?

1. 骨格診断を受ける

骨格診断とは、自分の骨格を知ることで似合う洋服のデザインや素材がわかるというもの。今では簡単にWEBで自己診断もできます。「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つがあります。

骨格診断・自己診断|骨格診断アナリスト協会「セルフチェック

明らかに自分はこれだ!というものがあればいいですが、判断が難しい場合はプロに見てもらった方がいいかも。ちなみに私は明らかに「ストレート」だとわかりました。診断をプロにお願いするとなると1万円くらいかかるようだったので、とりあえず、プチプラファッション同行というものに行きました。

新宿のカフェで待ち合わせをして、私ともう一人の2名が参加。まずは、ZARAに行って15分くらい自分が普段選ぶ洋服を選びます。(その間にプロの方が私の骨格タイプに合わせたおすすめのものを選んでくれます)その後、選んだものを見てコメントしてもらいつつ、おすすめのものを試着しました。カフェとショッピングのときの会話で、私はやっぱり「ストレート」と判明!ただし、膝下が細めなのでデニムはストレートよりもテーパードがいいとのこと。(本来「ストレート」はパンツも「ストレート」が似合います)でも、スキニーを履くとももやおしりがむっちりしてしまうので、膝上にはある程度のゆとりが必要とのことでした。

30歳以降、買っては捨てていたスキニー。ごめんよ……。

その後、ユニクロでも同じようにレクチャーを受けます。おすすめされたアイテムは買っても買わなくてもOK。私はこのときに、「子どもの運動会に着る服が欲しい」と伝えていたので、ZARAのデニムと白いトップスを選んでくれてそちらを購入しました。

2. パーソナルカラー診断を受ける

 買ったデニムとトップスを着るとやっぱりいつもよりほっそり見えることが自分でもわかりました。夫も同意見。気を良くした私は、同じ方がやっているパーソナルカラー診断をすぐに受けることに。「善は急げ!」です。

パーソナルカラーとは、髪、瞳、唇などの色と雰囲気が調和した、似合う色(カラーパレット)のこと。「スプリング、サマー、オータム、ウィンター」の基本の4タイプに分かれます。

結果は「スプリング」。自己診断で絶対にないと思っていたのが「オータム」だったので、もしかしてブルベなのかとも思ったのですが、イエベはイエベとのこと。

画像1

こんな表を見せられて、ブルーベース・イエローベースで言えばイエローベース。くすみがある色とない色どちらが似合うかでいうとくすみがない明るい色が似合うとのことでした。ただ、ブルベ・イエベよりも「くすみがない(グレーが入っていない色)」ということが私には重要らしく、サブカラーは「ウィンター」ということでした。「だから、あなたは黒は着ても大丈夫なスプリングよ」と言われて、黒好きとしてはちょっと安心しました。

ただ、それまで好きで着ていた「グレー」は特に顔周りには向かないとわかり、グレーのパーカーやトップスは帰って速攻一掃!

もちろん、スプリングが着るときには、スカーフなどで顔周りを華やかにすれば着られないことはないんですが、 やっぱり黒や白のトップスの方が断然似合うことが自分で納得できました。

3. 顔タイプ診断を受ける

骨格診断と顔タイプ診断を受けて、ストレート×スプリングとわかった私は、早速洋服を買いに出かけました。ストレートと言えば、シャツにジャケット。いろんなお店に行ってみて試着を繰り返しましたが、どうも私にしっくりきません。シャツよりもブラウスっぽい方が似合うし、同じシャツでも首がスタンドカラーの方が似合う!ジャケットはノーカラーの方が私っぽい…。なぜだ、なぜなんだ。

ストレート×スプリングと言えば、Vネックの明るいトップスに花柄のタイトスカートとかが似合うのがセオリーだけど、どうもそれって私っぽくない。

そこで、最後に受けたのが顔タイプ診断。こちらはある程度セルフチェックで確認できたので、価格がお安めなweb診断にしました。結果は「アクティブキュート」。トップスに曲線のデザイン(ギャザーやフリル・リボン・ドレープなど)があるものも得意。シンプルすぎると物足りないかも!とジャストな結果に!

これよ、これ!

袖がフレアになってるトップスも大好きだし、バッグはカゴバッグも好き。甘いテイストが多いけど、靴はピンヒールよりもスニーカーLOVE。


いろいろ調べてみたところ、「骨格診断=スタイルアップの法則」「パーソナルカラー診断=特に顔周りに置くと血色や肌艶がよく見える色」「顔タイプ診断=全体のトータルイメージ」ということだと思います。


3つの診断を受けて、ファッションのフォルムは骨格診断、メイクやヘアスタイルにはパーソナルカラーをメインに、トップスやアクセサリー・小物などは顔タイプ診断を取り入れるということになりました。


2020年春に向けての購入品は下記です。

・黒のテーパードパンツ(骨格診断より)

・オレンジ系のリップ(パーソナルカラーより)

・袖にデザインのある丸首のシャツ(顔タイプ診断)

これに仕事ならセリーヌのカバ&ローファー、ゴールドピアス。お出かけならカゴバッグにニューバランス、柄物スカーフをどこかにプラスする予定です。

まだまだ模索し続けると思いますが、自分に似合わないものやスタイルが悪く見えるものだけはわかったので、今まで1回着たら捨ててしまっていたようなものはもう買わなくて済みそうです。(いまさら遅いけど)


「35歳からのファッション迷子を抜け出すために読んだ本」についても、書いています。




よかったらサポートお願いします!いただいたサポートは、これからの人生の投資に使わせていただきます!