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犬を守るためにしっかり予防!犬の混合ワクチン徹底解説!!

みなさんのわんちゃんは
混合ワクチンの接種はしていますか?

わんちゃんのワクチン接種といえば
以前狂犬病についてお話しましたが
わんちゃんには
狂犬病以外にもコワイ病気がたくさんあります。

これを予防するために必要なのが
混合ワクチンになります。

ということで
今回は混合ワクチンについて解説していきます。

狂犬病についても別の記事で解説していますので
良ければそちらも合わせてご覧ください。

1.ワクチンって何??

ワクチンとは
ヒトやわんちゃんにうつる
ウイルスや細菌などを

死滅させたもの。
もしくは
弱らせたものになります。

こうすることで
ウイルスや細菌の感染力を
なくしたり弱らせたりすることができます。

この感染力を低くしたウイルスや細菌を
ヒトやわんちゃんの体内に入れることで
体内の免疫細胞が働いて
あらかじめ抗体をつくります。

簡単にいうと
あらかじめ敵の情報を手に入れて
いつその敵が攻めてきても大丈夫なように
対策をとっておくようにするんです。

例えば狂犬病ワクチンであれば
狂犬病ウイルスの死骸や弱らせたものを
犬の体内に摂取することで

体の免疫細胞が
狂犬病ウイルスとの戦い方を学習し
次に狂犬病ウイルスが襲ってきても
戦って勝てるようになります。

これごワクチンを摂取する目的になります。

狂犬病ワクチンは
狂犬病ウイルスのみを予防するものになります。

混合ワクチンとは
1種類だけではなく
複数のウイルスや細菌を予防するものになります。

その数に応じて
5種混合ワクチンとか
7種混合ワクチンというように呼ばれます。

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この免疫細胞ですが
ずっと戦っていない相手のことは忘れてしまいます。

その覚えている期間が
大体1年くらいになりますので
毎年混合ワクチンの接種をするようにしてくださいね。

2.混合ワクチンで予防できる病気

それではどのような病気が
混合ワクチンで予防できるのでしょうか。

それぞれの病気については
また詳しく解説します。
解説記事ができ次第
リンクを貼っていきますので
そちらをご覧ください。

・犬パルボウイルス感染症→ https://note.com/440machu/n/n3a3bdf336681

・犬ジステンパーウイルス感染症→ 
https://note.com/440machu/n/n89bd14fd2886

・犬アデノウイルスI型感染症
     (犬伝染性肝炎ウイルス感染症)→
https://note.com/440machu/n/n002daa204970?magazine_key=m3976b134bc85

・犬アデノウイルスII型感染症
     (犬伝染性喉頭気管炎ウイルス)→
https://note.com/440machu/n/ned9de4ec137a?magazine_key=m3976b134bc85

・犬パラインフルエンザウイルス感染症→
https://note.com/440machu/n/ne0684b0e318f?magazine_key=m3976b134bc85

・犬コロナウイルス感染症→ 
https://note.com/440machu/n/n889b1ae1d518

・レプトスピラ感染症→ https://note.com/440machu/n/ne7681c96f237

混合ワクチンは以上の病気を予防するために
2〜11種の範囲で
動物病院によって必要なものをそろえています。

紹介した感染症は7種類なのに
なぜワクチンが11種もあるかというと
レプトスピラ感染症にはいろんな形があるので
その形ごとにワクチンを摂取する必要があるんです。

先ほどのリストの
・上の2つだけを予防するのが2種混合ワクチン
・上から5つを予防するのが5種混合ワクチン
・上から7つを予防するのが7種混合ワクチン
というふうになっています。

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3.ワクチンの副作用

ワクチン摂取をするときに
忘れてはいけないのが副作用についてです。

ワクチンの副作用としてみられる症状は
アレルギー症状です。
具体的には

・元気消失
・食欲不振
・下痢
・嘔吐
・顔面腫脹(目の周りや口周りが腫れてきます)
・かゆがる
・じんましん
・アナフィラキシーショック

などがあります。

特にアナフィラキシーショックは適切に対処しないと
死んでしまうこともあるので
ワクチン摂取した日は油断せずに
わんちゃんの様子をしっかり見るようにしてください。

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4.何種を選べば良いの?

ここまでで混合ワクチンについて
かなりおわかりいただけたと思います。

しかし

『種類が多すぎてどれを選んだら良いかわからない!』

と思われる方も多いと思います。

数が少ないと心配だし
数が多くなるとお値段が高くなるだけでなく
副作用のリスクも上がります。

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でも安心してください!!

この記事では
どうしたら良いかまでしっかりと解説しますよ!w

ということで何種を選んだら良いかなのですが

お住まいの地域や
わんちゃんとの生活環境などで
決めていきます。

大都会で自然環境に触れることが少なければ
少ない種類で良いですし

近くに林や田んぼなどがあり
自然の中に積極的に入っていくような
生活をされているなら多い方がいいでしょう。

なので具体的に何種をうつかを決めるときには

獣医さんにしっかりと相談してください!

予防摂取にいく動物病院であれば
その近隣でどんな病気が多いかを把握されています。

またわんちゃんのすんでる環境や
週末に山登りをするなどの
わんちゃんとの生活がどのようなものなのかも
しっかりと伝えてください。

獣医さんがそれを聞けば
どの種類が最適なのか教えてくれます。

わんちゃんと安心して過ごすためにも
しっかりと獣医さんと連携していきましょう。

5.まとめ

今回は犬の混合ワクチンについて解説しました。

安心して幸せなドッグライフを過ごすためにも
最適なワクチンを毎年接種してあげてください。

またワクチンを摂取してから
少しでも様子がおかしければ
すぐに動物病院を受診してあげてくださいね。

という事で
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!