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混合ワクチンの次なる相手!イヌジステンパーウイルス感染症!

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

今回は
混合ワクチンで対策する病気シリーズ第二弾!!

イヌジステンパーウイルス感染症
について解説していきます。

混合ワクチンについては
別の記事で解説しているので
そちらも見てもらえると嬉しいです!

1.イヌジステンパーウイルス感染症とは

イヌジステンパーウイルス感染症とは
その名の通り
イヌジステンパーウイルスに感染することで
生じる病気になります。

この病気は
わんちゃん以外にも
・ネコ科
・イタチ科
・アライグマ科
などといった

ほとんどの食肉目の動物に感染します。

病気のイメージとしては
ハシカにとても似ている病気になります。

2.感染経路

イヌジステンパーウイルス感染症に
かかってる動物と接触したり
その動物の排泄物と接触することによって感染します。

感染している動物との
距離が近ければ
空気感染も起こします。

排泄物が乾燥していると
カサカサになった排泄物が空気中に飛び散って
そこから感染することもあるので

お散歩のときに
放置されている排泄物などがあった場合は
わんちゃんを近づけないようにしてくださいね。

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3.症状

ウイルスに感染してしまった場合
だいたい3〜6日ほどの潜伏期があり
そのあと色々な症状がでてきます。

・元気がなくなる
・食欲がない
・ウミのような鼻水(黄色〜緑色)
・繰り返す発熱
・嘔吐
・下痢
・肺炎などの呼吸器系の症状

などが代表的な症状になります。

これ以外にも
イヌジステンパーウイルス感染症
特有の症状として

・ブルーアイ(眼球が緑〜青色にニゴる)
・ハードパッド(肉球が硬くなる)

などの症状もみられます。

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死亡率も極めて高く
若いわんちゃんでは
症状が重くなる
傾向があります。

もし無事に治ったとしても
・けいれん
・てんかん発作
などの後遺症が残ることがあります。

後遺症は数ヶ月つづいた後に
治ることもありますが
重い後遺症がずっと続くこともあり
場合によっては
獣医さんから安楽死を提案される場合もあります。

わんちゃんのけいれん発作の対処法については
下の記事で解説してますので
良ければそちらもご覧ください。

4.治療法

この記事を書いている2020/06/05現在
イヌジステンパーウイルスに有効な治療法は
ありません。

イヌジステンパーウイルスに感染すると
わんちゃんの免疫力が弱まるため
他の細菌などの感染が起こりやすい状態になります。
これを防ぐために抗菌薬を投与します。

また他に出ている症状に対して
その状態を抑えるための
対症療法をおこないます。

このように
二次感染や他の症状を抑えて
わんちゃん自らが持つ
免疫力に頼るしかないんです。

5.予防法

ここまでに解説したように
一度感染してしまうと
とても恐ろしいのが
この病気の特徴です。

そのため
この病気にならないように予防することが
1番大切なことになります。

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この病気の予防に1番効果的な方法が
ワクチンになります。

わんちゃんを守るためにも
ワクチンは毎年打つようにしましょう。

ただし
この病気の恐ろしいところは
ワクチンを打ったわんちゃんでも
感染してしまうことがある
ということです。

そのため
ワクチンで予防をしつつ

・イヌジステンパーウイルスに感染している動物には近づかない
・謎の排泄物には近づかせない
・おウチにジステンパーウイルスに感染している動物がいるなら隔離する

などの
徹底した予防が大切になります。

6.まとめ

今回はイヌジステンパーウイルス感染症について
解説しました。

毎年の混合ワクチンが
大切なわんちゃんを守ることにつながります。

わんちゃんを守るためにも
毎年しっかりとワクチン摂取をお願いします。

ということで
今後もわんちゃんのためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!