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混合ワクチン第1の敵!イヌパルボウイルス感染症!!徹底攻略!!

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁


みなさんは
わんちゃんの混合ワクチンは
ご存知ですよね?

名前はよく聞く混合ワクチンですが
熟練の飼主さんの中でも

混合ワクチンって
何かが混合されたワクチンなんだろうけど
一体何が混合されてるの?

って思われる方が多いのではないでしょうか。

実際に
ワクチンの必要性はわかるけど
そのワクチンで
何の病気を予防してるのか
知らない人も多いと思います。

今回はそんなマイナーな
混合ワクチンが闘う
恐ろしい病気たちについて
解説していくシリーズ企画!

最初の刺客は
『イヌパルボウイルス感染症』です。

混合ワクチンについては
別の記事で解説しているので
そちらも見てもらえると嬉しいです!

1.イヌパルボウイルス感染症とは

イヌパルボウイルス感染症とは
その名の通り
イヌパルボウイルスというウイルスに
感染することによっておこる病気です。

若いわんちゃんほど
症状が重くなりやすく
最悪の場合
死んでしまうこともあります。

さらにとても感染しやすい病気で
他のわんちゃんへの
感染を引き起こす可能性の最も高い
病気の1つといわれています。

2.感染経路

イヌパルボウイルスは
ウイルスに感染しているわんちゃんが
出したウンチに
大量に含まれています。

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元気なわんちゃんがそのウンチを
口にしたりニオイを嗅ぐことで感染します。

こう聞くと

『そんなのうつる訳がない!』

と思われる方も多いかもしれません。

しかしよく考えてみてください。

わんちゃんって
落ちてるフンのニオイをかぐの
好きじゃないですか?

食糞したりしませんか?

そう、実はわんちゃんにとって
フンからの感染って
非常にリスクが高いんです。

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さらにこのウイルスのコワイのは
感染したわんちゃんが元気になっても
数週間は
そのわんちゃんがするウンチに
ウイルスが入っている

というところです。

そのうえ
ウンチの中のウイルスは
数週間〜数ヶ月は
元気に生きています。

つまり散歩中に
干からびたウンチのニオイを
愛犬が嗅いだことによって
感染してしまうこともあるということです!

こう考えると恐ろしいですよね。

3.症状

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イヌパルボウイルス感染症では
若いわんちゃんほど
重い症状で死亡率も高くなります。

4週齢以下の仔イヌの場合
心不全を起こし
突然死んでしまうことがあります。

4〜8週齢の仔イヌの場合
呼吸困難や急性心不全で
死亡することがあります。

それ以上の年齢になると
発熱・元気消失・嘔吐などがみられ

灰白色やトマトスープのような
特徴的な下痢がみられます。

見た目ではわかりませんが
白血球の減少が認められるのも
この病気の特徴になります。

4.治療法

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イヌパルボウイルス感染症には
コレといった治療薬がありません。

・下痢や嘔吐に対する輸液
・白血球の減少に対する抗菌薬
・発熱に対する解熱鎮痛薬

などのように
出てきた症状に応じて対応する
対処療法しかありません。

そのため
イヌパルボウイルスに感染しないために
予防することが大切になってきます。

5.予防法

イヌパルボウイルス感染症は

適切なワクチン接種で予防できます!

混合ワクチンといわれるワクチンは
何種のワクチンであっても
イヌパルボウイルス感染症に関する
ワクチンが入っています。

なので
年に一度のワクチン接種を
確実にしてあげるようにしてください。

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余談ですが
一度イヌパルボウイルスに感染して
治ったわんちゃんの場合
死ぬまでなくならない
強力な抗体ができます。

なので
感染して治った場合には
それ以降のワクチン接種は
必要ありません。

(注)他のウイルスのワクチン接種は必要ですよ。

6.まとめ

今回は混合ワクチンが闘う第一の刺客
『イヌパルボウイルス感染症』
について解説しました。

一度感染すると
死んでしまう可能性のある
非常にコワイ病気です。

さらには非常に感染力の高い
恐ろしい病気です。

しかし
ちゃんと予防することで
大切なわんちゃんを
守ってあげることができる病気です。

ぜひ毎年
混合ワクチンを接種して
大切なの愛犬を守ってあげてくださいね。

という事で
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!