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【まとめ記事】食糧危機を見極めて、こんな備えをしています

「食料危機が来る」と言われています。

来るでしょうね。けれども、今年の作柄は例年通り。

だから、これから来るのは、大企業・おカネが起こす人為的な「食糧危機」です。今から備えれば、どうにか避けられそうですよ。


そこで、今回は食べ物に関して

  • どんな備蓄をしているか

  • それを選んだ理由

  • 対策の探し方

を、ご紹介します。

ホント、「備えあれば憂いなし」。とくに、食べ物は絶対必要なモノですから、自分に合った対策をとることをおススメします。



主食

まずは、主食の対策をご紹介します。歴史的に見ても、主食は保存に耐えるように作られていますから、結構対策が取りやすいですよ~


米は、農家に保管してもらう

米は「農家から直接購入」しています。なぜなら、米は玄米のままで適切に保管すれば、長期保存が可能だから。

広いお家に住んでいる方は、玄米で備蓄して、精米機を購入するのも良いかもしれませんね。

ただ、我が家は都会のど真ん中の賃貸マンションなので、そんな余裕はありません。だから、農家の蔵に入れてもらっているんです。


ただね、どんな時でも売ってもらえるように「農家と信頼関係を作る」のが大切ですよ。密な意思疎通をして、農家に負荷をかけない関係を、今から作っておくんです。

食料危機になってから、そういう農家を探しても遅いですから、今から良好な関係を作っておきましょう!



小麦は、農家から購入できる

小麦も、農家から直接購入可能です。

近所に、こういう感じの

  • 小規模

  • 固定種・自家採種・無肥料など、こだわりがある

農家はありませんか?そこなら、米や小麦を直接購入できるかもしれませんよ。


やはり、穀物は脱穀してしまうとすぐ痛みます。だから、玄米、玄麦のまま快適な条件で保管してくれる農家を探すのが一番だと、私は判断しています。



うどん、そばなどの加工品

うどんは、自分で作ることも可能です。



けれども、乾麺があれば心強いですよね。そこで「北海道産の小麦粉とそば粉を利用した乾麺」を、大量に買いだめしています。

ココで紹介している「藤原製麵」の麺類。商品名に「北海道」「江丹別などの地名」が入っていれば、そこの粉が使われています。

入っていないものは、北米産の小麦などを使用している場合がありますよ。



基本的な調味料

基本的な調味料とは

  • 砂糖

  • しょう油

  • みそ

のことです。こういうモノは、もともと保存食だったこともあり、備蓄がカンタンです。


砂糖は、遺伝子組み換え不使用を

いつもは未精製の砂糖を使っていますが、今回備蓄用に「ふるさと納税の返礼品」で砂糖を入手しました。

24000円寄付すると、毎月10キロの砂糖が、3か月送られてきます。だから合計30キロ……迷いましたが「物々交換で使えるかも」と思って。

実は、北海道の砂糖は需要が減っていて大変なんです。

それなのに、お店では「国産砂糖」あまり見かけませんよね。これ、流通の問題です。

小麦もそうなのですが、産地では余っているのに、消費地では品不足……流通、卸の問題が大きいんです。だから、ふるさと納税を利用して、直接産地を応援することにしました。


あと、精製された砂糖は「賞味期限がありません」

なので、麺類も備蓄用には「精製されているモノ」を選んでいます。



塩は、自分でも作れます

塩は、キレイな海水を煮詰めればOK!いざとなったら、自分で作りましょう。

「近所の海は汚いし……」という方は、

日本中に、塩を手作りしている方がいますから、そういう人と繋がっておくのもいいですね~



しょう油は、小さな蔵から直接購入

しょう油に必須の「大豆こうじ」は市販されていないので、しょう油は自分で作れません。今から色々検索して、小規模生産者から直接購入。信頼関係を作っておきませんか?

SNSを活用すれば、小さな蔵と直接やり取りができますよ。たとえば「森田醤油」

ココの醤油は、出荷まで2年かかります。だから、あと2年は商品があるという事。


ココは、蔵つきのこうじ菌で、みそ、しょうゆ、甘酒などを作っています。つまり「種麹」をお店から買っていないんですよ。

こういうお店は、食料危機にも強いはず。興味のある方は、調べてみてください。



みそも、直接購入しています

みそも、無添加のモノを小規模生産者から直接購入しています。

これも、しょう油同様ネット検索して、自分の希望に合ったところを見つけて、何度もやり取りを重ね、信頼関係を築いている所です。



米、麦、しょう油も同じなんですけど、涼しくて湿度が一定の部屋は、都会にはありません。だから、生産者のところで保管してもらっている感じです。

ただ大企業だと、相手の顔が見えませんよね。おまけに「流通、卸の大企業がからむ食料危機」に対し、臨機応変な対応を求めても、ねぇ。


だから、小規模生産者と小さな取引を重ね、パイプを太くする努力をしています。



野菜・卵

これも「小規模な有機農家」と繋がるのが一番です。

なぜなら有機農家は「化学肥料、化学農薬を使わない」から。これらの原材料は、すべて輸入品大手企業の製品ばかりですよね。

「今回の食料危機は、大手企業がらみで、流通、卸が人為的に起こすもの」なので、「小規模な有機農家」は影響を受けにくいんです。




ポイントはココ

今回のような「人為的な食料危機」の対策で、押さえるポイントはココ。

  • 変質しないモノを、買いだめよう

  • 小規模農家と、直接つながろう

  • 備蓄した調味料で、加工品を手作りしよう

それぞれ、説明しますよ~



変質しないモノを、買いだめよう

製品の買いだめポイントは

  • 精製されている

  • 長期保存に耐える

  • 農薬、添加物ができるだけ使われていない

全粒粉の米、麺類は、消費期限が短いんです。生産者に確認したところ「糠や胚芽は酸化しやすいから」だそうで。

たしかに。夏場の五分つき米はすぐ酸っぱくなりますし、全粒粉は脱酸素剤入りで、消費期限が短いですからね~。なので、備蓄する麺は「精製された原材料で作られたモノ」を選びましょう。


乾物は、長期保存できるのでおススメです。自分でも作れますよ。

1990年代の本なので、古本なら数百円で購入可能。

この本には、

  • 乾物の作り方

  • 乾物のおいしい食べ方

  • 保存方法

  • 食べられる?見極め方

などが、詳しく書かれていますよ~


あと、遺伝子組み換え食品、農薬、添加物などが大量に入っているモノは、保管できたとしても体に悪そうなので、できるだけ避けています。




小規模農家と、直接つながろう

大規模農家は、個人消費者を相手にしていません。だから「小規模で頑張っている農家」を開拓しましょう。

  • ファーマーズマーケット

  • 量り売りのお店

  • 有機野菜を取り扱っているお店

  • 道の駅

こういう所で農作物を買ったら、農園の情報が載っていますから、そこから検索して、連絡を取ってみます。自分に合いそうなら、そのまま直接取引を始めてみましょう。お店の方に詳細を聞くのもいいですよ。

あとは、

  • ネット検索

  • フリマアプリ

こういうのを利用してもいいですよね~。ここで大切なのが「最終的に、直接取引する」ということ。卸や流通を出来るだけ通さないのが一番。「いざとなったら直接取りに行ける」距離だったら最高です!



備蓄した調味料で、加工品を手作りしよう

食べものって、戦前は「全て手作り」していたんですよ。だから、結構カンタンに作れるんです。

この本には、いろんなモノを簡単に手作りする方法が載っています。今からいろいろ作って、慣れておきましょう。



あと、この本もおススメです。

この本があれば「焼き肉のたれ」「濃縮つゆ」「ごまだれ」「ポン酢」「コンソメ」「マーボー豆腐のもと」……いろんな加工調味料が手作り可能。

だしの取り方も載っていますから、調味料つくりは、これだけあれば大丈夫です。

これで、大企業の加工食品がなくても生きていけます!



こんな事も参考に、自分に合った対策を考えてください。「自分で考え、行動する」……これが最も大切な対策かもしれませんよ。


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