ミニマムアクセス米とは?
ミニマムアクセス米(MA米)という米があります。
ミニマムアクセス米は任意
輸入米のうち、最低限このぐらいは輸入するかも、という枠のお米のことです。
海外とのやり取りで、日本のコメ市場を開放してくれ、という圧力から、この枠が作られました。
共産党の方がガンガン突っ込んで回答を引き出していますが、これ、任意の制度。輸入しなければいけないわけではありません。
けれども、毎年60万トン前後、この枠で輸入されています。
日本の米価は下がっている
コロナ禍で外食が鈍化した影響からか、コメの消費が落ち込み、価格も低迷、と言われています。
今年収穫されたコメは、約700万トン。
1割ぐらいを海外から輸入して、「コメ余りだ」「価格が低い」と言っているのです…
これ、どう思いますか?
農家がスーパーから輸入作物を買うようなもの
たとえるなら、、、
トマト農家が自宅で実ったトマトを食べず、近所のスーパーのオランダ産トマトを買う。
パプリカがたくさん実っているのに、スーパーで韓国産パプリカを買う。
どうやったって鮮度が劣るし、その分栄養価も落ちるし、運送コストはかかるし、いいことが全くありません。
ミニマムアクセス米をやめると明言しているのは
2021年の衆院選「全国農政連」という組織が各党の農業政策に関し公開質問をしました。
その中で、「ミニマムアクセス米をやめる」と明言したのは共産党だけでした。
これ、日本農業新聞に【広報】で掲載されています。ネットでは発見できず…残念。
こういう事実も、投票の参考にしたいと思います。
私の記事は、あなたの生活に役立ちましたか?もし、そう思っていただけるのなら、この記事を拡散してください。それが一番のサポートです!また、化学的なことで、よく分からない事、知りたいことなどあれば、コメントを。私が知っている事であれば、noteで記事にします!