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ピグマリオン効果はスラムダンクでわかる

ピグマリオン効果は、子育てにも会社の人材育成にもめちゃくちゃ重要な方法で、人を育てる立場にある人は、絶対に知っておいてほしい概念です。

ピグマリオン効果とは何かというと、簡単に言ってしまえば、

「人は他者に期待されるほどやる気が引き出されて、成績が向上する」

という教育心理学の法則のことです。

つまりは、あなたの普段使っている“言葉”が非常に重要で、その言葉どおりに人は育つんです。


僕は、その例としてスラムダンクを必ず思い出してしまうんです。

言わずと知れた伝説のバスケット漫画ですね。


読んだことがある方にしか分からないかもしれませんが、主人公の桜木花道、初心者ながら、1年生からレギュラーで試合に出場してるんです。

ものすごい運動神経の持ち主で、身体能力のポテンシャルは半端ないんですが、そこはほら、初心者ですからうまくいきません。失敗をいっぱいやらかすんですね。

毎試合、ファールが重なって退場。

ライバルの流川楓は、スーパールーキーで得点を取りまくって大活躍。

花道は、自分の力の活かし方が分かりません。


そんな中、安西先生は、花道の並外れたジャンプ力と足腰の強さに目をつけ、こう言います。

あ、安西先生とは、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」の名言を残した顧問の先生ね。

「桜木君、君はインサイドを固めること。君がリバウンドを制するんですよ」

そして、チームメートの宮城リョータが言います。

「お前のリバウンドは、この試合で一躍、県内トップクラスだぜ」

そして、憧れの晴子さんからは、

「リバウンド王」


これだけ言われて、完全に花道は、自分のことを「スーパーリバウンダー」「天才」と信じ込み、今後、まさにNBAのデニス・ロッドマンのようなリバウンダーとして成長し、奇跡的な活躍をしていきました。


完全にまわりからの“言葉“に乗せられて、その言葉どおりに成長する典型でした。


言葉を大事にし、言葉の力を使って、自分の夢や目標を実現していく…


みなさんは、普段、子どもや部下にどんな言葉をかけていますか?


僕はそんなお手伝いをするプロのコーチカウンセラーです!


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