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「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。
私は私。あなたはあなた。
もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。
しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ」

(原文)
I do my thing, and you do your thing. I am not in this world to live up to your expectations, And you are not in this world to live up to mine. You are you, and I am I, and if by the chance we find each other, it’s beautiful. If not, it can’t be helped.

いわゆる

「ゲシュタルトの祈り」です。

自分を大切にすること、他人を尊重すること、他人と自分との線引きをすることが、人間関係にとっては最も大事ですよってことだと思います。

この「他人」というのは、子どもやパートナー、家族も他人と読んでください。

アドラー心理学では、「課題の分離」であったり、日本メンタルヘルス協会の衛藤先生からは、「親しき仲にも離別感」という言葉で教わりました。

この考え方はしっくりくるなぁ…とつくづく思います。



クライアントにこういうママさんがいらっしゃいました。

子どもが悩んでいる。

子どもはどうも学校を辞めたいと言ってる

でも何がしたいわけでもない

自分はどうやって生きていけばいいんだろう。

そんな子どもの悩みに親としてなんて言ってあげればいいんだろう?

どうやってアドバイスすればいいのかわからない。

親としてできることが分からない…

そして、子どもはいろんな人に相談して、とりあえず自分なりの結論を出したそうです。

すると…

どうしてあげたらよかったのか。

親として何も助けてあげられなかった。

私の意見なんて、子どもにとっては何も響いてなかった。

私は無能な親だ。

といって落ち込んで自分を差し引きまくってるんです。


そんな時に「ゲシュタルトの祈り」や「課題の分離」「親しき仲にも離別感」

そんな言葉が、僕の頭の中で渦巻いていました。

子どもとの距離感が分からない親御さんたち

友だちや同僚、上司との距離感がわからない方たち

僕のスマホのホーム画面には、開くといつも「ゲシュタルトの祈り」があります。

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結局これが一番大事だと思います。


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