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あらためて思うんです。

我が家でもっとも家族に貢献しているのは誰かと言うと…

間違いなく

テンくんです。

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今、我が家があるのはホントに彼のおかげなんです。

僕はかつて自己中黄金期時代がありました。

いろんな重圧を一人で感じて、「ねばならない」「すべき」という言葉に支配されて、家族とまともな会話ができない時期がありました。

口を開けば口論になり、黙っていれば地獄の空気を生み出し、最悪の夫であり父親でした。

そんなバカオヤジに影響されて、子どもたちも悩み多き思春期時代を過ごしていました。

もちろん夫婦関係は冷え冷えでした。

いつ崩壊してもおかしくなかった家族関係…

そんな時にその関係性を緩和してくれていたのが、他ならぬテンくんでした。

ちょっと空気が悪いなぁ…というときには、トコトコとやってきて愛くるしい顔でゴロンと横になる

気まずい雰囲気の時には、テンくんがいることで共通の視線の的になってくれる。

話題が困れば、テンくんの話をすればみんな饒舌になる。

テンくんの姿を見てるだけで、自然と笑顔になる。

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テンくんは純粋なんです。

嫌味も言いません。

命令もしません。

干渉もしません。

腹が減ったら、食いたいと…

パン食ってたら、分けてくれと…

そろそろ散歩に行く時間やで!と催促してくる…

自己主張はそれだけです。

ものすごく自分に正直に生きてるヤツなんです。

ただただ存在するだけで、私たちは癒されるんです。

幸せであろうとする力…

まちがいなくダントツでテンくんがNO1です!

私たちは彼から学ぶことがたくさんあります。

もっともっともっともっとテンくんに感謝しなければならないなぁ…って思うんです。

テンくんのご飯、1万円ほどかかっています。

「高ぇーなぁ」

なんて思った自分にものすごく自己嫌悪を感じたんです。

何言ってるんや!

安いもんやん。これまでのテンくんの貢献度に比べたら…

よっぽど僕よりも価値ある存在なんです。

テンくんは、パソコンができるわけではありません。

テンくんは、コミュニケーション能力が高いわけではありません。

テンくんは、誰かよりも何か優れているわけでもありません。

ただくよくよせずに生きているだけです。

でも家族一、幸せなんです。

こんな尊敬できるやつは、他にいません。

僕にとっては、地球一です。

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