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水子供養の概念〜水子の魂の癒し方

流産、死産、お母さんのお腹の中で亡くなった魂の考え方、そして魂をどのように癒していくのか?

Curanz Soundsのプロデューサーである朝比奈幸太郎も、自身の子供の流産経験を持って、水子に関して深く考察していき、水子供養の音楽を霊界と交流しながら制作していますので、もし同じような経験で苦しんでいる方は自身の精神的な癒し、また水子への供養の気持ちを込めながら聞いてください。

水子の魂に対する考え方は、仏教の流派や時代、地域によって大きな違いがあります。

スピリチュアル的な視点

赤ちゃんはお母さん(お父さんも)選んで産まれてくるとされています。
胎内記憶はもちろん、霊界での記憶を持ったまま生まれてくる子供も多く、その子供たちの記憶をまとめた意見によると、一人のお母さんに対し実に多くの魂がこの物理世界への転生を希望しているとも言われています。

それほどこの三次元的世界は人気の場所であると言えます。

日本語には面白い意味があって、赤ちゃんが誕生した日を誕生日と言いますが、この誕生日という字は、誕(いつわ)るとも読みます。

いつわりの世界への記念日が誕生日、そして本当の世界へ帰る日(生まれ変わる日)が命日というわけで、実に幻のような三次元世界であると言います。

生老病死、四苦八苦・・・これを背負う覚悟で生まれた赤ちゃんは大声で泣くとも言われますよね。

また、水子の魂というのは、後述します中有の概念もありますが、霊界には速やかに帰るという説もあります。

お母さんやお父さんが悲しんでいるよりも意外とあっけらかんとしているという記憶を持つ子供もいるそうです。

水子供養に関しては、一部で、水子に祟られる、呪われる、など恐怖を煽って供養を促す宗教などもあるかと思いますが、そういった恐怖を煽ってくる宗教は基本的には危険なので近づかないようにしましょう。

この世界、そしてあの世もさらに光周波数の世界だって意識と想いの世界であり、水子に対し、感謝、そして愛という極めて高い周波数や波動を送りづつけることが最大にしてこの上ない供養になります。

ここから仏教を軸に語られることの多い水子の魂について少し宗教学的にみていきましょう。

【小乗仏教の立場】

初期仏教や上座部仏教(テーラワーダ仏教)の小乗仏教系統では、中絶や流産された胎児の魂について、明確な教説はありません。
なぜなら、小乗仏教は「無我」の思想に基づき、個人的な魂の実体を認めていないからです。

しかし、功徳を積んだ者は来世に良い生まれ変わりを得ると説かれていますので、小乗仏教圏の一部地域では、供養や良縁の祈願が行われる例もあります。

【大乗仏教の立場】

一方、大乗仏教系統では、たとえ中絶や流産された胎児であっても、生命の種子としての「仏性」を持つと考えられています。

インド大乗仏教経典『維摩経』には「中有」という中陰の世界が説かれ、生まれ変わりの間に仮の身体を持つとされています。
これにより、中絶や流産された胎児の魂も、この「中有」に入り、やがて因果にしたがって生まれ変わると解釈されてきました。

さらに、密教(密教部、チベット仏教など)では、生命輪廻の考え方が発展し、亡くなった者の魂を供養し、良縁に導く「普渡」の実践が重視されるようになりました。

このため、中絶や流産された胎児の魂も、特別な供養の対象とされてきました。

【日本における水子供養の歴史】

日本では、遅くとも平安時代から行われていた子育て安産の祈願行事が起源と考えられています。

当初は死産児の供養が主でしたが、中世に入り堕胎や中絶の実態もあり、水子供養の対象が広がっていったと指摘されています。

その後、江戸期には各地の寺社で、水子供養料を徴収する習慣が生まれました。近代になり法制化された堕胎規制や優生思想の影響で、中絶児への負い目から水子供養への関心が高まりました。

現代でも続く供養行事の背景にはこうした歴史があるのです。


負の連鎖を防ぐ

水子供養の宗教学的な目的の一つに、罪悪感や負の連鎖を防ぐという目的があります。

お母さんそのものの意識がフォトンを放出し、そのフォトンが世界を構築します。

意識を発した時点でそのパラレルワールドに移行する、それは現在が確定した時点で未来も過去も確定してしまいます。

流産や死産でお腹の中から天上界に還った魂に対し、感謝や愛の気持ちを送るようにしましょう。

・また流産になったらどうしよう
・次また来てくれるかな?
・流産になったのはきっと私のせい

などという思考に対ししっかりと思考の執着を手放すこと。

手放すだけでなく、水子に対し、感謝と愛の心を持って、世界を構築することが大切です。



水子供養の音楽

この音楽は天上界と通じながら愛の霊道を流しています。

もし、お腹の子供が天上界に旅立った方は、この音楽で霊道を開きながら、愛と感謝の思いをイメージしてください。

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