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読書をする人間は非常識!?

僕は本が大好きです。いや、活字を読むこと自体を好むのでnoteの記事を読むことも好きなのです。

僕が集中して読書する場所は様々ですが、仕事には電車で通勤しているので、読書といえば電車の中が一番かもしれません。

数年前になるのですが、仕事が終わり、いつものように電車の中で読書をしていました。

確か、トマ・ピケティの21世紀の資本という本を通読できるようになるための入門書を読んでいた記憶があります(結局、21世紀の資本はまだ読んでません。分厚いので)。

本を読んでいると隣に座っていた「おじさん」が僕に声をかけてきました。

「お兄さん、電車の中で本を読んでいるの?常識ないね。みんなスマホをつついているよ。」

そのとき僕は愛想笑いを浮かべて黙っていました。もちろん腹は立った。
でも、他人の自由な時間に干渉してくる人間を相手にするほど僕は未熟ではない。

とはいえ、僕は家に帰るとヤフーの知恵袋で電車の中であった出来事を投稿しました。
やっぱり、頭の中ではイライラしていた部分があったのだと思います。

幸い、僕を擁護してくれる方々ばかりだったので、嬉しくもありましたね。

「読む」という行為は本でなくても可能な時代になりました。
紙であれ、デジタルであれ、自分自身にあったスタイルであれば読書は可能です。

ただ、本という存在を否定する人間は少数であることを望みます(電車で出会ったおじさん1人だけならいいのですが)。

僕は出版業界について詳しいことは分かりません。しかし、本を作り上げるのには複数の人間が関係しているのですから、書店に並ぶまでには大変な労力がかかっているはずです。

本は自分の経験を文字にして多くの人に伝える財産です。それを数千円で購入できるのですから、コスパは抜群。

最近は本の魅力を伝える活動をしている個人も増えてきたので、嬉しい限りです。

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