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#Day025 日々の生きづらさ〜ASDかもしれない自分について〜

どうやら僕は、”ほぼ”自閉症という発達障害なのかもしれない。

先日、病院で発達障害のチェックテストを受けました。
50点満点のテストで、26点くらいから「生活に影響しそうだね」と思われるらしく、32点以上から「自閉症である可能性がかなり高い」ようです。

そんなテストの結果、僕は31点でした。

ちょっとがっかりしたような、「やっぱりその傾向はあったのか」と納得したような、複雑な気持ちでした。

思い返してみれば確かに「自閉症」っぽいところがあります。
例えば、5〜6人以上の友人・知人の集まりだと急に萎縮してしまったり、どのように話せば良いかわからなくなったりと混乱することが多かったです。
帰ったあとはぐったり疲れていました。

また、マルチタスクも苦手で、複数のことが同時進行されたり、ひとつの作業に集中している時に中断されると上手く仕事や勉強ができなかったりします。

他にも、よく落とし物をしたり、簡単な不注意を何度も注意されても直せなかったり。

学生時代から疲れていた気はしましたが、何とか生活できていました。
しかし、社会人になってから「自閉症」的な特性が顕著に表れ始めて、生きづらかったのを覚えています。

前職では電話対応の研修があったのですが、電話をとりながら、メモも準備して、要件を聞いて、必要に応じて内線で先輩に繋ぐという練習があったのですが、僕だけ何度やっても頭が真っ白になってしまい固まってしまいました。

また、これはオフィスに限った話ではありませんが、人混みやざわざわとしたカフェ・レストランが苦手で、長時間いると人酔いして眩暈や立ちくらみがしてしまいます。

満員電車も同じ理由から苦手で、前職の時は満員電車で出勤していた時にあまりにも辛すぎて途中の駅で降りて休憩したことが何度もあります。

他にも、時間に対して異常にこだわりというか執着があり、絶対に定時で上がることに心血を注いでいます。
1分でも残業が発生するのが気持ち悪くて、自分のパフォーマンスも明らかに悪化するのが分かるので本当に向いていないんだな、と思いました。

今の部署では、僕のそうした特性をオープンにしていてかなり配慮して仕事を割り振ってくれています。

マルチタスクではなく、具体的な指示でシングルタスクを渡してくれたり、出社も混雑時を避けて後からの出社でも良いと言ってもらったりと、かなり助けられています。

ここでなら、自分も仕事がしやすい環境で、パフォーマンスも高くできると思い、感謝しています。

オープンにしても配慮されなかったり、自主退職させようと動く会社も多いと思うので、本当に今の会社のバックアップには頭が上がりません。

最後に、僕の「自閉症」的な特徴をまとめますので、参考にしてみてください。

・大人数の社交的な場が苦手
・新しい友人を作るのが苦手
・人混みが苦手
・大きな音など、特定の刺激に対して敏感
・マルチタスクよりも、毎日決まったルーティーンワークの方が向いている
・突発的な対応ができない
・不注意で、言われたことをなかなか直せないことがある

こんなところでしょうか。
あくまで僕の経験に基づいた主観的なものなので、本当に参考程度に。

僕も中高生くらいまではこうした特性はあったかもしれませんが、何とかやり過ごしていました。大学生や社会人になってから明らかになってくる「大人の発達障害」に当たるものだと思います。

なので「自分の性格が原因かも…」と思い悩んでいることがあったら心療内科や精神科に行ってみることをお勧めします。

少し長くなりましたが、今回はこの辺で。

自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。