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#Day055 日々の生きづらさ〜自分はバカだ、でもそれって本当?〜

正直、自分は”デキるやつ”だと思っていた。

なぜなら勉強がそれなりにできたし、それなりに良い大学にも進学できたからだ。

しかし、大学を卒業して新卒入社した会社で「あ、自分って案外”デキないやつ”かも」と思った。

新卒研修が上手くできず、特に電話対応の研修では自分だけ頭が真っ白になって何もできなかった。

自分でもびっくりした。
「こんな簡単なこともできないのか」と。

それから次の会社に移った。

そこでも、任された仕事を満足にこなせず、正直、自分よりも学歴の低い人の方が何倍も優秀だった。

仕事に学歴は関係なかった。

そんな当たり前なことに気づくまで、約2年を要した。

こういった経緯から、僕は自分のことを”バカなやつ”だと思うようになった。

自分で自分のハードルを思い切り下げた感じだ。

もちろん、同僚が責任ある仕事をしていると「すごいな」とか「悔しいな」とか思うけれど、それでも自分は”バカなやつ”なのだ。

なので、バカはバカなりに、目の前の仕事をひとつこなすと少し達成感があるし、自肯定感が上がる。

自分でハードルを下げている分、ちょっと仕事へのモチベーションも上がる。

しかし、たまに考えてしまう。
「自分は本当に”バカなやつ”なのか?」と。

もしかしたら、今いる環境が合っていないだけかもしれない。
今やっている仕事が合っていないだけかもしれない。

環境が変われば”バカなやつ”から”デキるやつ”に変わるのかもしれない。

とある本を読んで思ったのだ。

なので、試しに自分の長所と短所を書き出してみた。

いくつかは今の仕事に合う長所もあったが、それ以上に短所が目立つところがあった。

そりゃあ、”バカなやつ”になるわけだ。

なら、”デキるやつ”になれる環境を探し続け、同時に長所を伸ばしていこう。
短所を克服するには、まず長所を伸ばして成功体験を得てからにしよう。

そうでないと、まともに短所と向き合えない。
時間と労力の無駄すぎる。

なので、こっそりと転職に向けた動きも進めてみるつもりだ。

だっていつまでも「自分ってバカだなぁ」と思いたくないからね。
どうせなら学生時代のように「自分って”デキるやつ”だなぁ」と勘違いできる環境に身を置きたいからね。

そのくらいの感覚で自分の居場所を見つけても良いだろう。

勘違いさせてくれ。
”デキるやつ”だと思える方が、仕事も何もかも捗るさ。

それでは、今回はこの辺で。


自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。