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20201221


手帳を見返してみると、この一年で七十五冊ほどの本を読んでいる。漫画と雑誌は外しているが、絵本は含んでいるし、詩集やエッセイも多いと思う。それでも例年に比べてぐっと小説を読むようになった。別に比べるような話ではないけれど、やっぱり、本を読むなら小説だな、と思う。小説の方がよっぽど真実な気がするから。

今は江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』を読んでいる。江國香織はうちの本棚で一番多い作家だけど、それでもまだ読んだことのないものがたくさんある。ありすぎる。そしてどれを読んでもびっくりする、好きすぎて。
『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』の序盤で「はー」となったのと同じように、この本も序盤で「はー」となる。そして今は疑いながら読んでいる。

読書の傍らには、コーヒーとラミー。ものすごく久しぶりにラミーを買ったら箱の大きさが変わっていて、開けたら包装まで変わっていた。昔は二本入りで、それぞれが銀紙にくるまれていたと思うのだけれど、短いものが三本入りの小包装になっていた。

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