未来を生き抜く力:子どもたちに必要な「批判的思考力」
この記事を選んでいただき ありがとうございます。
30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
AI時代の今 子どもたちに必要な
「未来を生き抜く力」をご紹介します。
はじめに
AI技術の進歩は目覚ましく、私たちの生活や社会を大きく変革しようとしています。
しかし、AIは万能ではありません。AIでは解決できない問題が必ず存在します。
批判的思考力とは何か?
批判的思考力とは、情報を分析し、評価し、論理的に判断する能力です。
これは、情報化社会を生き抜くために必要不可欠な能力と言えます。
2022年のPISA国際学力調査では、批判的思考力は将来の社会で最も重要となるスキルの一つとして位置づけられています。
子どもたちの批判的思考力を育むためには
子どもたちの批判的思考力を育むためには、以下の3つのポイントが重要です。
1. 自分で考え、質問する習慣をつける
子どもたちが自分で考え、質問する習慣をつけるためには、大人が答えをすぐに与えないことが重要です。
子どもたちが試行錯誤しながら問題に取り組むことで、批判的思考力を育むことができます。
具体的な例
子どもが問題に直面したときは、すぐに答えを教えるのではなく、質問を投げかけることで、自分で考えさせる。
子どもが疑問を持ったときは、その疑問を否定せずに、一緒に答えを探していく。
子どもが自分の意見を自由に言える環境を作る。
2. 多様な情報に触れる
多様な情報に触れることで、子どもたちの視野が広がり、批判的思考の材料を得ることができます。
具体的な例
読書や学習を通して、様々な知識を身につける。
ニュースやドキュメンタリーなど、様々な情報源から情報を得る。
様々な人と交流し、異なる視点に触れる。
3. 論理的な思考を学ぶ
論理的な思考を学ぶことで、子どもたちは情報を分析し、評価し、論理的に判断することができます。
具体的な例
プログラミング学習を通して、論理的思考力を鍛える。
ディベートやディスカッションを通して、論理的に議論する練習をする。
問題解決学習を通して、論理的に問題を解決する能力を育む。
さいごに:未来を生き抜く力
AI時代において、批判的思考力はますます重要性を増していくと考えられます。
子どもたちが、AIでは代替できない創造性や柔軟性を発揮し、未来の社会を切り開いていくことができるよう、批判的思考力を育む環境を作っていくことが求められています。
家庭や学校、そして社会全体で力を合わせて、子どもたちが未来を共に生きることができるよう、サポートしていくことが重要です。
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