怒りのピークを乗り越えよう!マインドフルネスで感情をコントロールする3つの技法
「子どもが言うことを聞かない!イライラする!」
「仕事と育児の両立で、もう限界…」
「つい子どもに怒鳴ってしまう…」
育児中には、様々な感情が湧き上がってくるものです。
しかし、感情に振り回されてしまうと、冷静な対応が難しくなり、 親子関係が悪化してしまうことも。
そんな時こそ、マインドフルネスの出番です!
なぜ、マインドフルネスが感情コントロールに役立つのか?
マインドフルネスは、「今、ここ」に意識を集中することで、 自分の感情を客観的に観察することができるようになります。
怒りの感情が湧いてきたら、 「今、自分は怒っている」と、ただ観察します。
怒りがピークに達しても、 「この怒りは、ずっとは続かない」と、客観的に見ることができます。
このような客観的な観察により、 感情に振り回されることなく、 冷静な対応を選択することができるようになるのです。
感情のコントロールに役立つマインドフルネスの技法3選
今回は、育児中に起こりがちな感情を上手にコントロールするための マインドフルネスの技法を3つご紹介します。
1. ラベリング
やり方:
1.自分がどんな感情を感じているのか、言葉で名前を付けます。
例えば、「怒り」「イライラ」「不安」「悲しみ」など。
2.その感情をただ観察し、ジャッジしたり、否定したりせず、そのまま受け止めます。
効果:
感情に名前を付けることで、感情との距離を置くことができます。
冷静さを保ち、適切な行動を選択しやすくなります。
おすすめポイント:
子どもに対して怒りを感じたら、 「今、自分は怒っている」と心の中で呟いてみましょう。
怒りのピークを少しだけ冷静に見つめることができます。
2. RAIN
やり方:
自分の感情を「Recognize(認識する)」
「Allow(許容する)」、感情を否定せず、そのまま受け止めます。
「Investigate(調べる)」、感情の原因を探ります。
例えば、なぜ怒りを感じているのか、 子どもの行動が原因なのか、自分の疲れが原因なのかなど。
4.「Nurture(慈悲心を持つ)」、自分自身に対して、 そして子どもに対しても、思いやりを持ちましょう。
効果:
感情と向き合い、理解することで、 感情に振り回されにくくなります。
ネガティブな感情を、より穏やかな感情へと変化させることができます。
おすすめポイント:
子どもに対してイライラした時、 RAINの手順を使って、自分の感情と向き合ってみましょう。
感情のコントロールだけでなく、 子どもへの思いやりにも繋がります。
3. 自己コンパッション
やり方:
自分が落ち込んでいる時、 「みんな、苦しみを抱えているんだ」と自分に話しかけます。
優しい言葉で自分自身を励ましましょう。
例えば、「大丈夫、あなたは頑張っているね」など。
3.客観的な視点で、自分自身を慈しみます。
効果:
自己肯定感を高め、心の安定に繋がります。
ネガティブな感情に囚われにくくなります。
おすすめポイント:
育児のプレッシャーで疲れてしまった時、 自己コンパッションを実践してみましょう。
優しい気持ちで自分自身を包み込むことで、 また頑張る力を見つけることができます。
継続は力なり!
マインドフルネスは、毎日の積み重ねが大切です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、 諦めずに続けていくうちに、 感情に振り回されにくくなるのを感じられるはずです。
さあ、今日からマインドフルネスを始めて、 感情をコントロールし、穏やかな毎日を手に入れましょう!
次回予告:
次回は、お子さんと一緒に楽しめるマインドフルネスの方法をご紹介します。お楽しみに!
この記事を読んでいただき ありがとうございます。
30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
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マインドフルネスを子育てに活かす意義
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