おひとりさま時間

いつもバイクで移動をしているのだが、雨が降ると仕方なく電車で移動する。

ほぼドアtoドアで移動できるバイクは、道路交通社会に身を置く立場ではあるが、
自分一人の時間を過ごす観点からすると、自身の有意義な時間として捉えている。

電車は駅に向かう道のり、駅舎、プラットホーム構内、車内と人と関わり合いを
持つ場であるため、移動の時点で疲れてしまう。

とはいえども、移動中に読書をしたり文章を練ったりする時間に充てることができるメリットもある。

空間運営の仕事柄、不特定多数の「誰か」と一緒にいることが多いため「ひとりの時間」を
持つことが困難である。

まあ、ひとりの時間を持ちたいなんて、贅沢なんだろうなと思う。

ひとりになると寂しがるし、ひとりになれないと文句を言う。
なんともわがままだと、我ながら思う。

冬のバイク走行は本当に寒い。寒いというか痛い。
だけど、バイクに乗って移動している時はひとりを楽しむことができる、
特別な時間なので愉しい。

でもバイクで仕事場へ向かった日は、「終電」というリミットがないため
遅くまで仕事をしてしまう。

時間に制限がある方が、仕事がはかどる。
リミットがないとダラダラと続けてしまって、効率も悪い。

今日も終わりを迎えようとしているが、最近時間が経つのがとても早く感じる。
充実しているのか、「やるべきこと」に追われているのか。

ただ、有意義に時間を過ごしていきたい気持ちが最近以前にも増して強くなっている。
経験を重ねて成長している反面、挑戦できる残り時間は過ぎ去っていく。

物事には全て意味があり、無駄なことはない。
そう頭では認識しているけど、成果を上げることが出来なかった日は
今日は何のために時間を使ってきたんだろうと考えることが増えた。

そんな日もあるよ。

そう思える日もあるけど、そんな日ばかり続くと果たしてそれでいいのか。と
自問自答したりする。

考えても答えは出ないけど、考えること自体が好きなので仕方ない。
もはや趣味みたいなものだ。

この文章を書いていること自体、無意味かもしれない。
いたずらに時間を消費、浪費しているだけかもしれない。

それでも書くことをやめないのは、やっぱり書くことが好きだから。
そして、自分の考えを反すうするのが好きなんだと思う。

答えは出ないまま、明日を迎える。明日はどんな一日が待っているだろうか。
楽しみである。いい日にするのか、しないのか結局自分次第だな。

それでは、今回はここまで。

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