真夜中の語らい
10代1人と40代3人全員で4人のトーク。
世代が違えど、考えていることや思っていることをぶつける場はとても有意義な時間だ。
40代3人は基本的に共感できることばかりなのだが、時折10代の子が口を開くことに対して、ハッとさせられる。
昭和生まれ、平成生まれと過ごしてきた世代や生きてきた時間は違えど、共感できることがあると、やはり「いつの時代になっても、人が抱える問題にさほど変わりはない」と感じる。
18年後は令和生まれの子たちが、成人となり我々古い時代の人間と一緒に社会を構築していくことになる。
最近の若者は…を禁止。
いつの時代にも聞こえてくるのが「最近の若者は…」から始まる批判の言葉。おそらく、そのようなことを口にした方も若かれし頃は「最近の若者は…」と言われていたに違いない。
若者の文化を受け入れたくない、理解したくない、今まで通り新しいことを取り入れずに、成功体験をふりかざしている。
本来なら、積極的に若者と会話を交わしてアイデアの発信方法について、教示してもらい過去の経験と合わせて実践する手段を選ぶ事もできると思う。
いつの時代も、脂の乗った人たち口にする「最近の若者は…」は禁止したほうが良いのではないかと思う。
結局、自分が生きてきた経緯や考え方を肯定して欲しい、間違えではなかっったということを確かめたいだけなのだろう。
私は若者から学ぶことは多くあると感じていて、積極的に話を聞いたほうがメリットにつながると考えている。
若い芽を伸ばすのか、成長を止めてしまうのか。あなたならどちらを選ぶでしょう。
できることならば、前者を選んで欲しいと切に願う。
過ごしてきた時代の相違や、異なる文化を持っている世代間ギャップがあるのだが、同じ場でブレストを行っていると、新たな発見に気づく時もある。
同じ世代同士で共感することは、日常にありきたりでありふれているのだけれど、若い世代による新たな考え方や行動について批判はできない。
むしろ、経験で勝る我々が彼らの提案や意見を引っ張り上げて実現に向けて、新たな創出ができたら良いと考えている。
未熟で荒削りだこそ、原石のように磨けば光るのだと思う。それを一生懸命に磨くのか、適当にあしらうのか。
私はなにかを掴みたく、必死に磨いて光るところを見たいと考えている。そのようなことが当たり前に動くような環境づくりに尽力していきたい。
またひとつチャレンジすることが増えた。
それでは、今回はここまで。
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