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46歳♂ぐだぐだ転職記2|転職サイトあれこれ

16サイトを実際に使ってみての比較

転職サイトってほんとに色々ある。20代ならココ、30代ならココ、アノ業界ならココって説明してる比較サイトも多数。

登録してみるとそれぞれ特徴があって棲み分けしてるのがわかったので、ハイキャリアとは縁遠い40代の自分が登録してみての実感を、自分には向いてなかった順で羅列してみます(つまり、下に行くほど[自分には]有用だったサイト!)

あくまで、自分には合わなかったサイトっていうだけなので、職歴や年代が違う人にはマッチ度が高い可能性も当然あるはず。そこは誤解なきよう。


■ビズリーチ

CMも打ちまくっているビズリーチ。初期に登録して職務経歴書がこなれていなかったのもあるかもしれないけど、書類審査に応募したところ「審査の上紹介できる案件がない」と言われて門前払い。「ハイキャリア」じゃない自分なので仕方がない。ある意味でちゃんと審査してるのかも。

■ミイダス

可能性診断を打ち出しているミイダス。設問に答えてコンピテンシーを明らかにして、それに対して企業がスカウトをかけてくる方式。
1社は面談まで進んだけど縁がなく、1社は「あなたほど当社の求めるコンピテンシーの方は滅多にいません!」と取締役からメッセージが来て、こちらからも面談日程候補を出していたのに2ヶ月待っても音沙汰ナシ。運営に確認したところ、どうやら一定の条件に引っかかった人に送る自動メッセージだったみたい。それ以降は使うのを止めた。

■キャリオク

自分のキャリアを出しておいて、設定した期間内に企業から入札してもらう方式なのがキャリオク。面白い考え方だと思うけど、エンジニアなど履歴書だけではっきりスキルが読み取れて複数社が欲しがるような転職者限定でしょうね。自分は数回オークションに出てみたけど、全く連絡もなかった。

■転機

たしかネット広告か何かで見かけた転機。試しに登録してみたけど一切の反応ナシ。自分のキャリアじゃ縁はないよね〜と思う。予想通り。

■LHH転職

LHH転職はアデコグループのハイキャリア転職サービス。どこかのスカウトサービスでメッセージが届いたので面談に応じて登録したけど、明らかに無理筋のポジションを10個くらい提示されて「通過率は2割くらいです」と言われ、ダメ元で応募して以降、一切の連絡がない。各企業の選考結果すら3ヶ月以上も更新されないママなのはおかしいでしょ。面倒見る気がないなら最初から声をかけないでほしい。

■Indeed

バイト探しサイトのイメージが強かったIndeed。調べてみると、ハローワークほどではないながらも地元や周辺地域の正社員募集などを探すのに悪くないかもと思った。勤務地を狭く限定する必要がある人には良い面もあるかも。

■エン転職

求人情報が多いエン転職だけど、自分の探している年収レンジよりは低くなってしまう。基本の表示方法が「月給いくら」なので、賞与の情報まで見てみないと年収が予想できない。そうすると、多数の求人情報に目を通すのが難しくなる。

■日経転職版

提供元の知名度のわりにはあまり話題になっているのを見かけない、隠れ家的存在の(?)日経転職版。日経独自のネットワークなのか、他では見かけない求人情報がちらほら見つかる。基本的には、応募するとその求人を担当する人材会社が間に入って調整してくれるのだが、自分の場合は、気になる職があって数十件応募しても「たいへん立派なご経歴をお持ちのようですが、応募企業様の求める条件とは合致せず…」と門前払いされるだけだった。
「人材会社の壁」を超えられるかどうかがポイントなのは、後述するリクルートダイレクトスカウトやdoda-X、OpenWorkやミドルの転職と同じ構造だ。それでも応募したい場合、職務内容から企業名を特定して直接企業に応募することになるだろう。

余談ながら、この他に日経新聞らしいなぁと思うのが、24時間いつでも求人リストをメールで送り付けてくるところ。夜中の1時、2時とかでも平気で「あなたと似た行動をした人が応募した求人リスト」などの自動生成メールを送ってくる。他のサイトには、早朝や夜10時くらいまでの時間帯でもメールを送ってくるところがあるけど、夜中でも平気で送ってくるサイトは今のところ日経転職版しかない。新聞系の面目躍如?

■ワークポート

転職活動初期に登録したワークポート。エージェントと面談した際に言われたのが「最初に100件くらいマッチしそうな求人をリストアップするので、それに対してざっくりでいいのでYes/Noをつけていってください!」という驚きの提案。求人ってそんなに質より量とスピードで判断していくものなの?
そうは思いつつも、とりあえず言われるままに応募してみたが、一件も書類審査を通過しなかった。おかしなことに、応募した会社の8割ほどが書類提出から2ヶ月経っても「不採用」にならず「選考中」の状態になっていて、2ヶ月くらい経ったころに他サイトから応募した企業で内定が出たことを伝えたところ一斉に残り全ての応募企業が「不採用」扱いになった。ワークポート内でただペンディングされていたのかも?

さらに時間が経ってから再び連絡を取って別エージェントに担当を交替してもらったところ、最初の「100件くらいをスピード判断」方式は同じだったものの、コメントが面白かった。
「年収が希望レンジより低くても、職務内容が魅力的だったら応募してください。応募の際に、アナタの希望給与に届くような役職ポジションを作れないか先方に掛け合うのでマッチングさえすれば年収はどうにかなります」と。
その後、ここから応募している企業で書類通過していないので、この担当者参が本当にネゴシエーション能力に長けているのかどうかはわからずじまい。

なんとなくの想像だけど、「質より量」方針でどんどん応募者を送り込んでいると言うことは、企業からするとイマイチな応募者の率が高い人材エージェントという扱いになるのではないだろうか。そうすると、本来はギリギリ書類選考通過しそうなラインに載っている応募者も、ワークポート経由だからと落されてしまうケースがあるような気がする。「ワークポートさん経由の応募だからじっくり吟味しよう」となるのは、中でも特別な関係を築いている企業とエージェントに限られるのではないだろうか。

■リクルートダイレクトスカウト

登録しておくと企業や人材会社の人がスカウトしてくれる仕組みのリクルートダイレクトスカウト。ものすごくたくさんスカウトが来るし、なかなか魅力的なものも多いので、最初のうちは自分の市場評価か?と思っていたけど、企業から直接スカウトされて書類提出して応募しているのに、一次面接にすらたどり着かない。魅力的な異性から告白されたのに、「じゃあ付き合いましょう」と返したら「やっぱり付き合えません、ゴメンナサイ」みたいな話。

みんなテキトーにスカウト出してるのか?と思ってたら、あるエージェントさんとのやりとりで疑問が氷解。
曰く「ごめんなさい。サイトの仕組み上、最終学歴の年数で転職者の年代を判断している。最終学歴が2010年になっているあなたのことを、30代だと誤認識してしまいました」と。
30歳になってから留学した46歳の私のことを30代と誤解したから、皆さん積極的にアプローチして下さったんですね。

以来、自己PRの欄に年齢を明記するようにしたけれど、それでも同様の誤解は止まりません。メッセージのやり取りで最初に年齢のことを伝えると、そのまま音信不通になります。

自分の誤りに気付いてすぐに・正直に謝罪してくれたエージェントさんは後にも先にもこの方だけ。これだけ誠実な人にサポートしてもらえたらと思いますが、残念ながらこの方の得意領域が自分とは全く異なっていたため、この後の継続的な縁とはなりませんでした。

ちなみに、リクルートダイレクトスカウトは2023年12月4日に全面リニューアルして、12月12日現在では、大きく情報量、求人量が減った印象。この後どうなっていくか、様子を見たいと思います。

■LinkedIn

外資系転職で最初に思い当たるのがLinkedInだと思う。ここまで書いてきたサイトとは全く異なる求人情報が見つかるのは魅力。日本企業の求人も見つかるので、外資系希望じゃない人も登録して損はないかも。でも、まだ自分のキャリアやスキルとマッチする求人には出会えず。

■doda-X

ハイキャリア向けのdoda-X。ビズリーチとは異なり私でも門前払いにはならず、doda-Xのエージェントからもポジションの紹介は多数届く。自分の希望のポジションも、そうでないポジションも積極的に(言われるままに)応募して見ているが、今のところは書類選考通過なし。別に企業の希望を詳しく把握してこちらに紹介しているわけではなく、手当たり次第なのかもしれない。

■リクナビNEXT

エン転職と重なるような年収帯の求人が多い印象のリクナビNEXT。企業からのスカウトも積極的に届くけど、自分の希望内容にはあまり出会えていない。2社、書類選考を通過したものの、一次面接止まり。

特に有用だった5サイト

以下の5サイト、OpenWork、ミドルの転職、リクルートエージェント、ロバート・ウォルターズ、dodaは、書類選考を通過して一次〜最終面接まで進んだサイト。

■OpenWork

企業の口コミサイトのイメージが強いOpenWork。自分も、応募企業の実態調査目的で登録していたんだけど、あるとき魔が差して登録プロフィールを登録したところ、小規模な人材エージェントから声がかかり、求人を紹介された。魅力的な案件だったのと、その人材エージェントのサポートへのユーザー評価が非常に良かったので、現在紹介された案件に応募中。

おそらくOpenWorkに

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