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【初心者向け】ラウドボーンの教科書

はじめに

今回は2023年9月22日に発売された「スターターセット テラスタル ラウドボーンex」で登場したデッキテーマである鋼タイプの「ラウドボーンex」の解説をします。
今回も教科書的なカードの回し方を体系的に文章で学ぶ場所として読んでみて下さい。
参考となるレシピも紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。

ラウドボーンの特徴

まずは「ラウドボーンex」のカード効果の確認からしましょう。

特性"ばくねつソング"によって相手のバトルポケモンへのダメージを「+60」出来ることが何よりの強みであり特徴です。
また、炎エネルギーさえあれば、毎ターンこの特性を使えますし、2匹並べられれば、効果を重ねて合計「+120」することも可能です。

今回参考にした構築

まだまだ発売してまもないため、色々構築が試されている段階です。
その中でも安定して展開ができるであろう構築で解説します。

【デッキコード】Jcxc8x-eIlQng-8DKKax

最初に作るべき盤面のゴール

まず初めに目指すべき盤面を具体的に決めていき、そのためにどう動けば良いのかを順番に説明していきます。
最初のゴールは以下の条件を満たした状態になることです。
そして最短2ターンでこの状況に持っていけるように考えましょう。

  • 「ラウドボーンex」に進化する

  • バトル場にアタッカーを用意する

  • 手札に炎エネルギーを持っておく

基本的な回し方

1ターン目

「ラウドボーンex」はこのデッキのメインポケモンであるものの、役割としては、サポート的な側面が強いです。
そのため、今回の構築において第一優先は「アルセウスV」を場に置くことです。
その上で進化元である「ホゲータ」を場に準備しましょう。
そのターンにどのポケモンを優先的に用意するのか、という思考が重要です。

2ターン目

「アルセウスV」と「ホゲータ」が用意できている前提で説明します。
「アルセウスVSTAR」に進化して、特性"スターバース"によって、「ラウドボーンex」や「ふしぎなあめ」など、その時に必要なカードを手札に持って来るようにしましょう。
アルセウスの使い方については以前noteにまとめていますので、別途参照してみてください。

3ターン目以降

とにかくアタッカーを用意して、「ラウドボーンex」の特性でダメージを「+60」するかどうかを判断するだけです。

補足

今回の構築においては、「アルセウスV」のわざのダメージが相手のたねのV, exポケモンを倒す際に少し足りないことが多いので、それを補うために「ラウドボーンex」が使用されます。
このように「ラウドボーンex」はサポート的な役割が強いポケモンなので、今後さまざまなデッキタイプが生まれることが予想されます。
以下にもいくつか紹介しているので、気になる構築の参考にしてみてください。

デッキタイプ

アルセウス型

今回紹介した構築の要になっています。
特性"スターバース"が強力で、2進化ポケモンを使うデッキにはまず採用が検討されるポケモンです。

ヨクバリス型

「ヨクバリスVMAX」は、わざ「まるもうけ」が非常に強力です。
相手のたねポケモンを倒した際にサイドを2枚多く取ることができるのがなによりの強みです。

ただしダメージが30と非常に少ないことがデメリットです。
ここを上手いこと補うことのできるカードが「ラウドボーンex」です。
特性によりダメージを「+60」することで90ダメージ出すことができます。
また、わざを使う際のエネルギーが無色2つで良いため、「ダブルターボエネルギー」に対応している点も優秀です。
このカードのデメリットであるダメージを「-20」したとしても合計70ダメージ出るので、ロストデッキの「キュワワー」をはじめとした多くのたねポケモンを倒すことができるようになります。
つまり、相手のHP70以下のポケモンを倒してサイドを3枚取ることが可能になるということです。

ロスト型

ロストデッキの中でも「ウッウ」をはじめとした細かいアタッカーを用意して戦うロストバレットというデッキタイプがあります。
そこに「ラウドボーンex」を採用することで、ダメージラインを底上げする構築があります。
「ウッウ」のダメージは110ですので、「+60」すると170になります。
つまり、一度170ダメージを与えた後に再度110ダメージを与えることで、合計280ダメージとなり、多くのVSTARポケモンを2回で倒すことが可能となります。(もちろんダメージを与える順番はどちらでも良い)
また、170ダメージを2回与えることで340ダメージとなり、悪タイプの「リザードンex」をはじめとした2進化exポケモンも倒せるようになります。

ちなみにロストデッキの使い方については以前noteにまとめていますので、別途参照してみてください。

最後に

今回のデッキの主役である「ラウドボーンex」は珍しくサポート的な役割となっています。
しかし、その役割は唯一無二のものであるため、今後新しい使い方が何度も登場することでしょう。

紹介した「ヨクバリスVMAX」のように、ダメージは低いが、わざの効果は強いポケモンが登場する際に、「ラウドボーンex」の姿がみんなの頭をよぎることは必至です。

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