見出し画像

アシタカ様にお会いしたので〜もののけ姫〜

最近ジブリ作品を見続けています。

ジブリ嫌いな人のがいないと思うけれど。金曜ロードショーの定番子供の頃から何度も見て家に本もあってでも大人になってからちゃんと見てない気はしていて。もののけ姫は大学生の頃でした。キャッチフレーズの「生きろ」がすごい好きで。英語版も良いと聞いていて「Princess Mononoke」も見にいったのでした。(日本版は芸能人声優陣のイメージが強いのでというのと、英語だと解釈がちょっと違うのでその辺の違いが面白いと書評で聞いていた)

私の中ではジブリtop3は「ラピュタ」「ナウシカ」「もののけ姫」なんです。近年のは見れていないので全部見てはいないのだけど、王道定番世界観がわかりやすいものが歌舞伎もそうだけど好きというタイプです。全部に共通するのはやっぱり自然と人類との共存というか、今だと超ドカンとくるテーマで全く人事でないこと。自然を犯したり文明を発達させて欲望のまま戦争したりした結果起こる崩壊と再生。これはフィクションだけどいつの時代もずーっと変わらないテーマなんだなあと思った。

タイトル戻りますが、アシタカ様に2月にお仕事でお会いすることはできました。正確に言いますと、アシタカの声をされていた俳優の松田さんです。ジブリの中で結婚したい男性トップ3に入ると思う(私の中では1位だと思うけれど)男前なアシタカなのでちょっとドキドキしました(笑)もののけ姫公開は約20年前で現在はダンディな役者さんですし、もちろんセリフを言ってもらうなどどいう厚かましいお願いはしていません。あーでもちょっと聞きたかった。(今更)

そのお仕事は延期になってしまったのですが、当初は4月末に行う予定の文学作品の劇でした。私はその劇のビジュアル撮影のお手伝いで役柄の衣装ともう一つパンフなどで使うちょっと耽美な感じの和洋ミックスな着付けがあってその撮影に立ち会っていました。松田さんの役者としてのお芝居を見たことがなかったのですが、今回初演の劇のコンセプト、役柄、イメージをあっという間に理解してどんどんカメラ前でご自分の世界を表現していてカメラマンさんがのってきて撮るスピードがとっても早かったのが印象深いです。わりとアングラな劇とかも出ていらっしゃるようで雰囲気が普通の人ではなかったです。とてもアシタカやアスベル(ナウシカのアスベルもそうです)のような凛とした好青年と同一人物とは思えませんでした。このご時世なので延期がいつになるのかわからないけれど今回の役柄はナレーター的な役割で全編朗読しながらの動きもあるという劇なので、その語り口も楽しみに待っています。

まあ、そんなこともあってもののけ姫見直したいなーと思って見ました。うん、やっぱりすごい方だと思います。もののけ姫からジブリはほぼ声優さんに女優さん俳優さん達を使うようになり、その方々達の個性も随所に感じられるようになり賛否両論だったのですよね。松田さんは私当初声優さんなのかと思っていたのですが、子役時代から役者をされていた方でアスベルに続きご指名を受けたのだと思います。神木くん(実はファン)もジブリでは幼い頃から続いていますよね。若い頃からジブリ映画に出ている役者さんはやっぱりちょっと違うなあという感じはします。宮崎監督の好みというのもあると思うけれど、声優さんでもなく役者さんでもなく自分の存在感よりジブリ映画の声というものを意識して演じていらっしゃるような気がして唯一無二な存在だなあと。

最近ちょっと声優さんにも詳しくなって、これはまた語りますが声優さんの現場にもお仕事でお邪魔したのをきっかけに声優さんとは?と考え、アニメ見ていてもそういうところを気にするようになった今日この頃。

お仕事きっかけでいろんな世界を知り、興味を持って役者さん達や作品に普通にファンになって観劇したり、アニメ見だしたり趣味が増えるのでそういう順応性の高さというかミーハーさは自分の得な性格だと思ってます。生きていて楽しい♪

トップの画像はシシ神様。zoomの背景で使えるものをダウンロード。これ使いたいのでzoomまたやりたい。

ジブリシリーズまだ続きます。最近のも見てみましょ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?