見出し画像

ネロからの嬉しいメッセージ ⑥

ネロが旅立って1ヶ月。
相変わらず「そばにいるよ〜」って気付かせるようにネロの匂いがどこにいても漂ってきます。
会社にいる時、道を歩いている時、ネロの事を話している時、ふとネロを思った時にフワッと匂いが漂います。
全くネロの事を考えていない時に匂いがする時は「僕のことを思い出してよ〜」っていってるのかな?とか思ってしまいます。

セッションの結果をメールで頂いてから暫くして、コミュニケーターのjunさんからのメールにこんな言葉が添えられていました。

ネロくんはママの首周りが好きだそうです

私はその言葉を聞いて、
えっ?だからあの時…
って思いました。

実は最後のパトロールの時に、もう歩けないくらいに弱っていたので途中で座り込んでしまった為、サラダバーまで抱っこして歩いていました。
帰り道、ネロは私の肩に両手を置いて後ろを向いていましたが家に近づいた時に急に身体を反らして私の首に頭をグリグリと、それも力強く押し付けて来たのです。
どこにこんな力が残っているんだろうと思うくらいに強くスリスリしてきたので私はビックリしたのと嬉しいのと可愛いので私もネロの頭を撫でてスリスリしました。
その時の事が忘れられずに、私は何度もその感触を思い出してたので、私の首周りが好きだと聞いた時にびっくりたのと同時に納得したのです。

ネロはjunさんが報告メールを書き終えた時に、それを私に伝えて欲しいと言ってきたそうです。
junさんが仰るには、ネロはその事が私にとって、とっても印象的なことだとちゃんとわかってたから、私の首周りが好きだと言うことをちゃんと伝えて欲しかったのだと。

そして、最初のセッションの時にjunさんから

ネロくんとは特別な縁があるようです。
簡単ではないかと思いますが、記憶にないだけで以前もネロくんとの別れを体験していると思いますので
また今、一度、その体とは離れなければいけないのだと見方を変えてみてください。
そのことがミルコさんの中に浸透すればするほどに、どんな時でもネロくんを感じられるようになるかと思います。


と、教えて頂いていました。
私には思い当たる子がいて、その子は私が初めて育てた猫で、公園でへその緒を付けたまま捨てられていました。
けれど無知な私は2歳の時に尿路結石に気づけずに病院に連れて行った時には症状が進んでいて治療中に病院で亡くなってしまいました。
仕事を休むほど悲しくて悲しくて何日も泣いて暮らしました。
その子はネロとは正反対の真っ白な大きなネコでした。
大きい身体には似合わないくらい甘えん坊で、寝る時は私の指を吸いながら寝てました。
その子の事が思い浮かんだのです。
もしかしたら違うかもしれません。
他の子かもしれません。
でも、その子のことを思い出せて良かったって思いました。
あまりにも悲しすぎて思い出したくない記憶だったからです。
ネロとして生まれ変わってないかもしれない。
でもほかの毛皮を着て、どこかで楽しく過ごせた時間があればいいな。
って、思います。

ネロが最期を過ごした私の部屋はまだ片付けられずにいます。
亡くなった日からずっと弟分のマルコと一緒にネロのお骨と写真が飾ってある仏間で寝てます。

先日久しぶりに自分の部屋で寝ることになりました。
甥っ子がお盆に遊びに来たからです。
甥っ子とマルコが仏間で寝ることになり、私は1ヶ月と2日ぶりに自分のベッドで寝ました。

色々と思い出して涙がポロポロ出てきました。
ネロが居たんだなぁ。
ここでずっとネロと過ごしてたんだなぁ。
って、泣くつもりはなかったのに泣いてました。

そして甥っ子が帰った今は、また仏間でマルコと寝てます。
猫にもお逮夜があるのかどうか分からないけど、今のところ四十九日まではここで寝ようかな、って思っています(•᎑•)

明日は五山の送り火。
御精霊様が帰られる日です。
ネロはまだまだここに居てくれそうだけどね☘️🌼

この記事が参加している募集

#ペットとの暮らし

18,612件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?