『福増』ものがたり 2
このnoteでは『福増』とその母牛『かつき5』を血統的な観点で解説し、和牛の育種の方法を考察します。そしてこの育種の方法を応用して各地の固有の系統を改良され、多様性が保たれることで、100年先も和牛肉が世界最高に美味しいお肉であり続けることを期待して公開することにしました。
最高の子牛をつくるではなぜ予測出来たのでしょう?
その前に私の畜産の経歴を書きます。
我が家は父が酪農を2頭から始め、最大で搾乳25頭、育成10頭まで飼っていました。
そして、和牛の繁殖を徐々に増やして