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1,000円ポッキリでEVが大阪へ行けたワケ(2015)

普段、大阪など関西往復には事実上高速料金だけ(月1000円※2015当時の充電会員登録制による)で済んでしまう電気自動車ですが、2015年になり、ある団体に依って高速道の利用状況に関するETC搭載車一般モニターの募集があり、これに当選しました。

一度の利用につき1000円を超えた分の高速料金を負担してくれるというもので、関西に行こうが九州まで高速を走ろうが1回の自己分担は1000円ポッキリ。大阪まで2000円で往復できると云う美味しい企画でした。
(募集はすでに終了しました)
これに乗じて毎月の様に宝塚インターまで往復.贔屓のヅカガールの観劇に馳せ参じたという訳です。


ルートは何も最短距離を選ぶ必要もなく、充電器の少ない新名神や交通量の多い東名阪を避け,在来の名神経由で京都方面に進みます。草津を過ぎたあたりで新名神と合流するわけですか…実はこの少し先にある草津PAが鬼門でした。
両者から合流する電池からっぽのEVがここに集中するから、たまったものではありません。上りの新名神・土山saの充電器前でも日曜の帰り道には4台もの渋滞待ちの列を見た事がありましたが、これにも勝るとも劣らぬ人気ぶりです。手前だと宿泊施設もある多賀SAか、あとは下道に降りて日産店を探さねばなりませんが,そうすると高速代1回1000円ではなくなって,次の料金所で別に1000円の負担が生じてしまうことになります.それでも関西往復の総額を考えたらお安い御用ですが・・・・

毎度の様に,御殿場(沼津・富士)牧ノ原、上郷、と充電を繰り返せば関ヶ原・米原あたりにひとつ欲しい急速充電器ですが,多賀までは手前の養老SAで航続距離を延ばしておかないと保ちません(2015当時)

一度の急速充電でだいたいサービスエリア2つ分、これは新車時とほぼ変わりません。が、山間部や人口集積地からはなれた場所だとそう行かないのがネックです。

8月の関西行には二名乗車でエアコンもtv音声もフル稼働で一気に大津へ、琵琶湖近くに宿をとりました。充電休みを含めるとまるまる一日の行程ですが、なんせ片道1000円です.文句は云いません。帰路では混み合う日曜夕方を微妙に避けて多賀上りSAも待たずに充電完了。

民主党政権下でも,一時期ガソリン車を含めた高速道1000円乗り放題政策が実施されましたが、次の政権交代の暁にあは、ふたたび景気活性策をどしどし実行してもらいたいものです。

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