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で、初期型リーフの(リチウムイオン)電池交換は大正解だったの?

往路(軽井沢まで)のおさらい
11年目にして、リチウム電池を交換した初期型リーフ、薫風に誘われて向かった軽井沢まで何回の充電で到達できたのか?リビルト品電池の実力は確認できたのか?⇒都内スタートから総計31分の急速充電で横川サービスエリアに到達。軽井沢到着時点で半分の余力を残す。

夕刻を迎えた休日の軽井沢から
関越上りの渋滞は始まるも、碓氷軽井沢インター周辺は大丈夫。SAでの休息も視野に高速へ直行.ここからの長い下り勾配が電気自動車の醍醐味の一つです!
安全な車間距離を確保した上で電制シフトをニュートラルにセット,法定速度まで増速したらドライブモードに戻して軽く回生!勾配が急だと更に増速しようとするのでecoモードにシフト.アクセルはさっきからずっとオフのままブレーキペダルをいつでも踏める様にスタンバイ。

この様にしてペダルを踏まずスピードをこまめに調節する事で、適切な充電を促すと航続距離の数字がみるみる増えていく!電池残量を示すセグメントの数こそ増えないものの,行動半径はどんどん広がって藤岡JCTの先の方にある充電器がたくさん表示されて来ます。

よくあるEVへの偏見にシフト操作がなく、運転が単調との思い込みがある様ですが,こうしてシフトを小まめにチェンジしながらダウンヒルでスピードをコントロールするのは300ニュートン近いトルクでグイグイ加速する以上に快感を覚える瞬間です。

前回充電地点からトリップカウンターの数字と航続距離の数字を加算すると何と130km近い数字に!これは平地に戻れば少なくなることは分かっていますが、登りで腐心した分を取り戻して余りあるものがあります。

上里よりも先に届けば一度きりの休息充電で自宅に帰り着ける可能性も?
関越の上り渋滞も心配になってくる頃、取り敢えず一旦上里に立ち寄り、ひとり作戦会議.急速充電器を占めているのは三菱アウトランダー、ガソリンでも走れるくせに電気の方が安上がりだから…温暖化ガス削減の為の心掛けでしょうか?周辺の本庄市内には日産販売店も数多く見つけられ,第一回休息充電を敢行.一軒目の日産店は案の定先客がいたのですぐ近くの日産店へ。

前回充電したのが昨日の横川SA(しかも下り長野方面)だったから随分久しぶりの充電です。あれから峠越えを挟んでここまでトリップカウンターで100km以上、残量も余裕があり,隣町まで足を伸ばせそうな状況も、人間の方がトイレ休憩を望んでいたのでここで充分。

もうすっかり日が暮れてから時間も経ち、エアコンはずっとオフのまま。モードスイッチを一回押せばヴェントで自然風を取り込めるし,助手席側前後のウィンドウを適度に開ければ乾燥した心地よい風をタダで車内いっぱいに循環できる。好結果の一助にもなっただろう。

さあこのあとはまだ渋滞の解消しない高速を尻目にスムーズな流れの国道17号バイパスを南下する.市街地を大きく迂回する一本道は何度通っても開放的なお気に入りルート。ほぼ平坦地を走っているにもかかわらずセグメント一つあたり13〜16kmも走っているのは驚きです‼️エアコンがオフで高速より巡航速度が低く適度に温度もある為、バッテリーには願っても無い条件揃い。この季節を逃したら、こんな数字は望め無いかもしれません。

行動半径の地図を見ても新宿辺りをかすっていたのが段々広範囲に膨らんで、神奈川にタッチするところまで広がりつつある。こうなったら、もうワンストップで帰宅が可能!!しかも昨日横川サ―ビスエリアで充電してからの話だ。
大宮バイパスも快適な夜のドライブを堪能して首都高大宮線は見送り.C2中央環状線を五反田まで使うことにして、都心の信号待ちを回避するなど極力スムーズに走れるよう予定変更した結果、本庄市内からの110km近くを10kmばかりの走行可能距離を残して無事に帰宅。往路では予想外に充電回数を増やしたものの、復路では予想外の好成績を残して軽井沢の一泊旅行を終えた。

往路ではエアコンなしの走行は考えられなかった気候ながら、復路の本庄・東京間は望外の好成績で、リビルト品電池でありながら期待以上の成績を収めてくれた。これを上回る実績としては、10年くらい前に西宮名塩・多賀SA間120kmをノンストップで走破したのが最高。でも標高のある西宮名塩からの下りセクションを挟んでいたので平地ならほぼほぼ互角の成績といえるだろうか。

交換した電池のキャパシティは10セグメント分と、気持ち物足りないものだっただけに結果は十分に満足のいくもの。ではあるけれど、あとはこの状態をいつまでキープできるのか?
このまま数年間、10セグを維持してくれれば良し、9セグまで減ったとしても急速充電には多分差し支えないのかな?と期待しつつ、これからのシーズン、長距離ドライブを満喫したいものだ。

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