見出し画像

いきなりニコンFマウントで楽しむやさしいレンズ選び!

一眼レフカメラのレンズ選び,コンパクトカメラには真似できない特権です。被写体を前にどのレンズを使おうか?迷う時間もきっと楽しい瞬間です。

フィルムカメラはデジタル一眼ほど埃の侵入に気を使わないので遠慮なく何処でもレンズ交換します。とりわけお出かけに便利なのがパンケーキレンズと呼ばれる45ミリ位の薄っぺらなレンズ。一本だけレンズを選ぶならこれも良い選択でしょう。軽くて持ち歩きには最適。レンズキャップ代わりなどと揶揄された時代もありましたが…

広角レンズほど広い範囲は写せなくても、50〜80ミリの様にポートレート風な写真は撮れなくても,守備範囲は案外広いのでズームの代わりに常に守備位置に付けて置いて活躍してくれそうです。

広角レンズの代表選手は28ミリ,35ミリに24ミリなどの短めの単焦点レンズ。旅行のお供に、狭い場所で横幅の広い写真を撮りたい時など,焦点距離の数字が小さい程広範囲の光景をフィルムに収められます。

北海道へ流氷を撮りに行くなら16ミリの超広角や魚眼レンズにも出番が!

標準レンズと呼ばれる50ミリ前後のレンズは明るいことも取り柄の一つ.暗い場所ではなるべく速いシャッタースピードを選びたいのでfナンバーと呼ばれる数字の小さな明るいレンズの方がブレずにシャープな写真を撮れます。

クローズアップの人物写真を撮るにも最適なのがこの標準レンズ.絞りリングを動かして背景を綺麗にぼかす事で主役を引き立て、広角レンズの様に画面が湾曲しない事もデートに向いているでしょう💛

80ミリとなるとモデル撮影会の定番でした。離れた場所から全身又はバストショットのポートレートを撮るのが1番の得意です。水着姿をフィルムに納めるなら必携レンズ、と言えるかも知れません。

16〜80ミリまで、随分と用途が広がったでしょう。勿論好きな用途を選んで必要なだけ揃えればいいんです。望遠も様々用途がありますが専門分野は意外と狭いものです。こちらは明確な撮影対象が決まってからでもいいと思います。

ミノルタもCanonもオートフォーカスの時代にレンズ・マウントを一新して古い世代のカメラ・交換レンズとは別規格になりました。ペンタックスはオートフォーカス以前から不変のKマウントですが、それでも40年を少し過ぎたくらいです。

ニコンFマウントは最初の東京五輪以来のものです。数も豊富で品質もプロの評価も高い上に買取価格でも期待出来ます。だからFのボディを選んだらそれだけレンズ選びも選択肢が増える、と言うわけです。


さて最近ニコンの新しいZマウントの広告をよく目にします。ミラーレス化の波は遂にニコン城をも攻め落とさんばかりの勢いです。

アダプターをつけてFマウント・レンズも使用可能なのがZボディですがZマウントの新レンズは旧いFボディには合いません
ニコンの本流もいずれはこちらのZの方にシフトして行くでしょう。

そこでチャンスです。Fマウントから乗り換えるニコン党が続出ならばお買い得の良質なレンズが市場に溢れるfバブル期が到来します.多分
この機を逃す手はありません。今こそFマウントレンズ入手の好機です。
お気に入りのレンズを見つけてアナログなカメラ生活を楽しみましょう!


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?