見出し画像

来たか!EV元年?!

令和になって5年目、いまだに何年か判然としないのはたぶん私だけじゃあない
EVが本格的に普及するのはいつ頃か?あくまでもぱっと見の印象では今年、町に溢れるイーブイが急に増え出した印象がある。

訪れたのは軽井沢町。関西の有馬温泉や札幌の定山渓ほど近いわけじゃないけど、東京から半径100マイル内外の手近なリゾート地。例年3月から6月に毎月のように訪れる馴染みの場所である。

人気の中心地は軽井沢駅の南に広がる大きなアウトレットモール。駐車場の面積も広大で数年前から充電器の設置も目にはついていた・・・・が、空きの状態がほとんどで宝の持ち腐れ感が無くもなかった。おまけにもしもあなたがテスラのオーナーでスーパーチャージャーのある場所を探すとなれば旧軽井沢の賑やかな通りから奥まった場所にある鄙びた駐車場まで移動を強いられた・・・・・

ところが今年はちょっと違う光景を目にした。充電器にコネクトしているEVが複数あったのだ。一台は韓国から再上陸を果たしたヒョンデのイオニック5、もう一台はトヨタ気鋭のbz4xだ。いずれも去年のニューカマー、1年前にはあり得なかった光景だ。
それだけではない。中国からのしんざん、BYDも駐車場内で容易に見つけられるようになっているのだ。写真で見るよりも立体感に富んでいて車格が上に感じられる。その戦略的価格が反響を呼んでいる模様・・・・・

来年度にはこの充電器の空いているスペースも埋めてしまうくらいEVが増えているのだろうか?おそらくそうだろうと想像する。見かけたEVの中には意外にも日産サクラの姿が少ない。東京からは無充電では来られないはずで最低でも横川SAで一回、もしくはそれ以前にも充電しなければここまで到達できず、必然高崎などの近郊在住者に限られてしまうが地方都市の走行距離は思いのほか嵩み、日常の足に選んでもらえるかは疑問符がつく。

一方、見かけたEVは輸入車を中心にバッテリーを潤沢に積んだ高額なものが多い。下手すれば東京軽井沢を往復してしまうくらいの航続距離を当たり前のように備え持つ。わざわざ急速充電器を使わずとも一泊する間に半分も充電出来れば必要充分のはず。
軽井沢プリンスのホテル内駐車場にもようやく充電器が設置されていた。
以前から待ち望んでいた設備が2023年の今になって漸(ようやく)く!!
というのも、このホテル内では送迎用のEVを旧くから多数利用しており、夜間などには日々充電を繰り返して来た(筈)なので、今頃宿泊客にも開放?お裾分け?の感が拭えないのだ。

この充電器はホテル側の対応、一方同じ敷地内の別の場所にはアウディとポルシェが自社ユーザー向けに自前で充電器を設置していたことが目につく。一般客がかんたんにアプローチできる場所ではないが案内されれば簡単にわかる場所。台数もそう簡単には満杯にならずに済みそうだ。少なくとも今のうちは

1年前、こうした充電設備は目につかなかったのでおそらく設置から一年以内、たぶんスキーシーズンが明けてからの設置だったことだろう。これから次に雪が積もるまで何台のEVがここを利用してゆくのだろう?いや将来的にはここだって順番待ちになる日がくるのかも??

ちょっと驚きを隠せずコーフン気味に芝生の広場にでてみると、そこには内外のEVたちが新たな顧客を待ち構えていたのだった

まだあんまり見かけないホンダーe、サイズはゴルフⅡと同等
白いイオニックはちょっと魅力
id-4にも座われます
テスラ3も黒いと締まって見える。

軽井沢モーターギャザリング会場にて

ところがEVだけじゃなかった・・・・・
110年前のロールスに白洲次郎愛用のベントレー、EタイプにMG、トライアンフ、アルファロメオ各種、ムルティプラに124スパイダー、DB-6、soldoutのテスタロッサ・・・・・・ジーパン刑事でなくとも「なんじゃ、こりゃ〜」と叫んでしまいたい衝動を覚えたのだ。

クルマ文化は半世紀近くを見て来たつもり。でもこれからの歴史は激変することだろう。水素燃料の普及も気になっているポイント。電気だけじゃああない未来も見せて欲しいものだ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?