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人間性の向上が大切

会社は社長の器以上に大きくはならない。

これってよく聞く話ですよね。
社長の器で会社の大きさが決まるとするなら、各部署の大きさは部門長の器の大きさで決まるってことですよね。

部署の大きさって、単に人数が多いという意味もあるだろうけど、それだと本質的な意味がなくて、実際には、生産性の高さだったり、貢献度の高さだったりするんだと思う。

各部署の大きさは会社の大きさに比例していた方が良いと思う。これが比例しておらず、どちらかが大きすぎたり、小さすぎたりするとバランスが崩れて会社が不調に陥っていくんだと思う。

会社って優秀な人から辞めていくっていうのは、そういうことなんだろうなと。自分は色々なことにチャレンジして、ドンドン器を成長させているのに、会社=社長の器が成長していないので、つまらなく感じたり、新天地に可能性を見出したりするのだと。

ちょっとそれたけど、これって、社長だけでなく、部長も、課長も、係長も部下と呼ばれる人を持つ人は常に自分の器を大きくする努力をしていかないといけないってことだと思う。

じゃあ、器って何?

いわゆる実務のスキルは当然だと思う。ラーメン店の店長なのに、ラーメン作れない人だとすると、その指導に従ってくれないかもしれない。経理部長なのに賞与引当金の仕訳が作れないってなると、メンバーの指導ができないってなると思う。

だから、実務のスキルは当然必要になる。最初は出来なくても徐々にできるようになる努力をしないといけない。

また、実務のスキルだけでなく、人間性がとっても大事だと思う。むしろこっちの方が大事かも。

人としてのあり方が大事なんだと思う。

部下には無駄な経費使うなと言いながら、自分は会社の金で飲み食いしていたり、残業するなと言いながら、自分は徹夜で働いているとか。

常日頃から会社や上司の批判ばかりしていて、自分は行動しないとか、仕事を頼まれても納期を守らないとか、丁寧なコミュニケーションができないとか、上司にはへつらうけど、部下には横柄とか。

書きながら自分もちゃんとできているのかと心配になってきた。
やっぱり、人として『ちゃんと』してないと人の上に立ってはいけないと思うし、組織を大きくできないんだと思う。

実務のスキルは、毎日仕事に向き合っていれば、ある程度時間が解決してくれるというか、ある程度放っておいても向上していくものだと思う。

一方、人間性は、自分で意識しないと向上させられないのだと思う。話し方や話の聞き方、表情やしぐさ、挨拶の仕方、などなど。

本を読んだり、自分から見て人間性が素晴らしいと思う人の真似をしたり、教えを乞うたり。そういう日々の努力の積み重ねが人間性を創っていくのだと思う。

一朝一夕でできることではない。でも、気付くのが遅いということもないと思っている。何歳からでも改善は出来る。

まずは、自分の現状をしっかり把握し、何が足りないのか、何を学ぶべきなのか。棚卸をしっかりして、今後の人生につなげていく。それが、結果として会社や担当部署の大きさにつながっていくのだと思う。

まずは、大きな声で挨拶しよう。

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