自分が子を持つと、自分と両親の嫌いなところが浮き彫りになる話

事実婚生活を経て、逃げ出すように両親の元に転がり込んで早2年。
最初は遠慮がちだった両親も子育てし直しとばかりに、ズケズケと育児に参加してくれる。

もちろん助かる面も多々あるけれど、迷惑というか、ちょっとやめてと思うことも多い。私含め大人というものは無防備な子供と対峙する時には素が出るもんだなあと思って見ている。

私の場合、子育ての中で自覚した欠点は

・やっぱりマイペース。人に合わせるのが苦手
・どうしたらいいのと聞かれるのが苦手(自分で決めろ)
・子供と遊ぶのが得意ではない、楽しめない(目線下げられない)

逆に、もしかしたらこういういいところがあるのでは

・過干渉しない(待つ・本人の意思を尊重するのは平気)
・子供といえど一人の人格を持っているので観察するのは好き
・自分の時間はなるべく作っているので「子供がいなければもっと...」などと思うことは少ない。

母の嫌いなところ。
主に私が子供の頃から感じていた違和感が
子供(孫)との接し方で具現化。

・心配性すぎる(心配だけしても解決しないこと多し)それが露骨に周りに伝わるので子供が気を使う
・怒る時には目線が極端に自己中心的で感情的か、「2Fの人に迷惑」みたいに人のせいにする。(どうしていけないのか説明できていない)
・テレビの情報を鵜呑みにしていてなんだかな

父の嫌なところ
・子供の個性を「治す」という捉え方で矯正的。
・良くも悪くも昭和の感覚が強い(父はえらいみたいな)
・いじめっ子体質、孫をからかいすぎて本気で嫌がっていても気がつかない。

嫌なところばかりあげつらったけれど、よそと比較すると我が家の方が良かったなと個人的に思うところももちろんある。
時代の変化とともに柔軟にものの考え方を変えられないと、将来子供も困るんだろうなと思いつつ、世代間で育児をすることで色々な感覚を味わえるという意味ではやっぱりジジババと暮らすのは悪くはないなあと思ったりしてます。


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