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4つのAIと作るMV「時をかけるレッサーパンダ」

さて、連日進捗をご報告させていただいておりました、ほぼAIが作ったミュージックビデオシリーズの第五弾が完成しました。

まずはその動画がこちらです。

1つ前の第四弾は、半月前ぐらいに投稿しましたが、その時との大きな差は、使っているAIの数が倍になっていること。


前回使っていたのは、イラストを「Midjourney」先生に描いていただき、

音楽に関しては、作詞作曲、そして歌を歌うのも全て「Suno」先生にお願いしておりました。


それを今回、二人の先生を新たに雇用することにしたのでございます。

まずお一人は、作詞を担当してくださる「Claude」先生。

ちなみに、月々のお給料は20ドル、日本円で約3000円ほどです。


文章能力に長けておられまして、要約能力などは当然ながら、

実際使ってみて文章の自然さというか、親しみのある文章を書いてとか言うと、人間味を感じるような書き方をしてくれます。


特に今回みたいに歌の歌詞とかって、多少緩めの表現が欲しかったりもしますから、ChatGPTでは出ないような味が出てるんじゃないかなと。


今回、意外な展開にしてほしいと途中で要望してみたところ、今回の歌詞になっているのですが、

適度な具合の、意外な展開に落ち着いたのがすごく感心したところです。


そしてもうひとり新たに雇用したのが、動画生成AIの「Luma」先生。このブログでも過去に紹介したことがありますが、5秒の動画を作ってくれます。

ちなみに月々のお給料は、29.99ドル。日本円で、5000円ぐらい。


Luma先生はぶっちゃけると、普通に高いので基本的にはおすすめしません。

クオリティが全然発展途上なので、遊ぶ分にはいいですが、これにすごいものを求めない方が良いのかなと思います。


そんな感じなのになぜ今回課金したのかというと、余りに生成の需要が多くなってしまい、

無課金だと生成に数時間から、僕はこの間半日以上待ちました。


今回そんなに待っていられないので、課金したと言う感じで、

内容的に言うと、だいたい謎の展開になることがわかっているので、

つまるところネタ枠といったところです。


ただ、今回実際やってみたら、一番のサビの疾走感とかは、思ったよりいい感じにできていたりして、

まあ、それ以外はいつも通り謎のキャラクターを生み出しがちだとしても、

案外、まともに使えるようになってくるのはそう遠くないのかな…?とも思ったりしました。


そんな感じで4人の先生の力を駆使することになったわけですが、

一番大きいのはやっぱりClaude先生の力で、今までに比べて明らかに歌詞のボリューム感が上がったというのがあって、

別になんでもない僕のような人間でも、ある程度ストーリー性のある曲が、できてしまったわけですね。


まあ、今までに比べると、歌詞が長い分、いい曲を引くまでにかかる時間は増えたのは確かですが、

そうはいってもボーカルも演奏も全部勝手につけてくれて、それをこっちはただ選ぶだけなのですから、

月並みですが、とんでもない話だなと改めて思います。


絵も描けない、歌詞も書けない、音楽も作れない、そんな人間でもミュージックビデオが作れるっていうことを考えると、


例えば、こんなとんでもおもちゃに子どもたちが夢中になり始めたら、

別に子どもじゃなくても、今までやりたくてもできなかった大人たちもいっぱいいるはずで、

それはきっと、結構面白い未来になりそうだなと思った今日この頃というお話でございました。


本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

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