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「シン・エヴァンゲリオン劇場版」について、いま、個人的に凄いと思っていること。

 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のCMで、その映像と、「公開日検討中 共に乗り越えましょう」という文字を見るたびに、感心することがある。

 というよりは、エヴァンゲリオンに関しては、私などが感心しなくても、膨大な言葉がつむがれているし、もっと語る資格のある人は有名・無名問わず数限りなく存在するのはわかっているので、どこか申し訳ない気持ちにもなるが、去年からの公開日の再延長を考えると、改めてすごいと思うことがある。

もれてないストーリー

 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、当初は2020年の初夏に公開される予定だった。その時に、私も気持ちが盛り上がって、コロナ禍で外出できないだけに、室内で普段着にしようとして、Tシャツも買ってしまった(リンクあり)。

 そうしたら、コロナ禍によって、延期が決まった。それは、年を越えた2021年1月のはずだった。

 それから半年以上が経ち、再び緊急事態宣言が出され、そして、また映画公開は延長され、今のところ「公開日検討中」という状況が続いている。

 こんな状況でありながらも、そして、試写会もあったのに、私が情報弱者のために知らないだけなのかもしれないが、今でも、その詳しい具体的なストーリーが分からないままになっている。

 例えば、スターウォーズのように、さらに世界的に大がかりになって、その秘密保持のレベルが凄くても、情報が漏れることがあるのだから、関係者向けの「試写会」が行われているのに、まだその具体的なストーリーがバラされていないようなので、もし本当にそうだとしたら、それだけですごいことだと思う。

 それは、関係者も含めて、そのストーリーを自主的にバラさないということになり、それだけ、この作品が大事にされていることになるから、本当にすごいことだと思う。

もれない理由の推測 その2

 ただ、もう少しシリアスな理由を推測するとしたら、その関係者向けの試写会に招かれた「関係者」は、エヴァンゲリオンの秘密を漏らしたとしたら、それが自分自身の不利益にもつながるような「関係者」だけだったのかもしれない、と考えてみる。

 そんなことが可能かどうか分からないけれど、漏らしたら損をする、といった考え抜かれたシステムを作っている可能性はある。

 それで、もしも、パワハラ的でなくて、秘密を守ったことが「関係者」にも利益にもつながるようなシステムがあるとすれば、それは感心もするし、その上で、知りたいように思う。

もれない理由の推測  その3

 これは、もしかしたら有力な理由になり得るのかもしれないけれど、「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」をテレビ放映で改めて見て、推測したことだった。

 このストーリーを短く分かりやすく説明してください、と言われたとしても、恥ずかしながら、私にはできない、と思った。

 つまり、もしも、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、「Q」を上回るような、さらに難解な構造で、例えば、最初のテレビシリーズの最後の2話をイメージさせるような内容だったら、ああいうストーリーを、短くコメントしたり、うまく文章で表現することができない状況になっている、という可能性はないだろうか。

 それでも、映像的に凄いのならば、制作の「関係者」であれば、感動した、泣けるといった感想につながりやすい、ということはありそうにも思う。

 もしかしたら、その可能性がとても高いような気もしてきた……。だけど「さらば全てのエヴァンゲリオン」というサブタイトルがついているから、本当に「さらば」が出来るとするならば、それで、自分が完全に若くなくなった、といった気持ちになる長年のファンも多いように思う。

 だから、さらに勝手な推測だけど、それがうまく作用すれば、秘かに社会の成熟が急激に進む可能性もあるから、そうしたややこしいことも含めて、「シン・エヴァンゲリオン」には、やっぱり期待はしてしまう。

(こうした商品↓が出てくること自体も凄いと思います)




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