スーパーファミコン、64世代のともだちきろく
64発売!と聞くと私はまだ少し前のように感じる。調べると1996年発売。
ええ。おっさんです。
つい先日、子供が面白いことを言ってきた。
「一緒に友達と遊んだけど何して遊んだらいいかよくわからなかった」
公園で遊んだ後に友達の家にお邪魔したようだがいまいち遊び方がわからなかったと。友達の家では任天堂switchで遊んだようだが、こういうご時世なので集まってみんなでゲームというものに慣れていない様子。
だが我が家の家庭内の様子を見ていると、タブレットなどでゲームを友達とオンラインで毎日のように遊んでいる。
普通にそれと同じことをやったらいいのでは?と簡単にアドバイスするも普段別々の家でゲームをしているから、みんなで集まった時にどういう話をしたら良いのか分からないとのこと。
では私の少年時代の話に戻ろう。
同じ世代の方は色濃く記憶が残っているだろうが、
「今日〇〇ん家集合な!コントローラー持ってきて!」
「やべ!スマブラ持ってくるの忘れた!ごめん!!」
こんな会話が沢山飛び交っていた。ゲームしてる時も
「おいって!ネス(スマブラ)使うなって!!!」
「デュクシ!!!」
「攻略本メモしたいから後で見せて?」
挙げるならキリがないが娯楽がゲームメインだったのでゲームに対して皆アツく少年時代を過ごしていた記憶がある。
アツいが故にゲームで喧嘩になり、帰り道で仲直りして帰宅することもあった。
ゲームの仕組み、種類、性能などは現代の方が遥かに上だ。それぞれの家に居ながら同じゲームがプレイ出来るとは80、90年代の少年少女は思いもしなかっただろう。しかも以前はわざわざお金を出して購入していた攻略本が今はネットで無料で攻略が見れる。
攻略本を買った月は友達から引っ張りだこでプチ人気者になれる。そういう時代ではないんだなと痛感。
当時はわからないこと、知りたいことは人に聞くほか知る術がなかったので大人になった今では知人なら勿論、知らない人にも抵抗なく聞けるようにはなった。
「なにを話したらいいのかわからない。なにして遊べばいいかわからない」
大人からしたら何を言っているんだと思うかもしれないが、現代の子、これから生まれてくる子供たちはこう思うことが多い世代なのかもしれない。
知らないこと、聞きたいことはまずググる。そういう時代だろう。
先日、実家に置いたままにしていた懐かしいスーパーファミコンとカセット一式を持ってかえってきた。改めてプレイすると、なんやこのドット絵は!など思うが家族、友達、従兄弟などとわいわい騒ぎながらやっていた記憶が蘇ってきた。
子供たちも初めて見る大きなゲーム機、レトロな雰囲気のゲームに興味を持ってくれたみたいで、
「もう。波動拳は禁止!」
「ヨッシーどこで取れるん?」
ちゃんと話せるじゃないか。そうやってゲームを通じてコミュニケーションを取るんだよ。
今と比較するとオンライン不可。メモリーカード別売りなど不便なことが多かったけど私はスーパーファミコン、64、プレステ、ゲームボーイのおかげで今でも仲良い友達ばかりです。
ええ。おっさんです。だが私は昔のゲームを胸を張って紹介したいと思う。
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