相談すべき人。 #日々短文随筆
キャリアについて色々と考えていることをnoteに書いていたりして吐き出しているのは、相談しなければいけない人と相談することから避けているからなのかもしれないな、とふと思ってしまった。
相談しなければいけない人というのは親なんだけど、この歳にもなって将来を親と相談するというのはなぁ、とも思いつつも、今まで育てくれたことについては本当に感謝しかないから、何も相談せずに好き勝手に生きるというのもな、とも思う。
こんなことを心の中で留めていても前進しないから、とりあえず、今考えていることを一度話してみようとは思うのだが、いざ話してみようとすると、結構勇気がいる。
自分は3人兄弟の末っ子で、親が博士課程に進学していて今でも学者をやっていたりするから大学院に進学するのは自分でも当然のように思っていたし、親も当然のようにして思っているので、兄弟の上2人は修士までは進学している。来年度は兄も大学院を卒業して独り立ちする。
そんな家庭環境の中で、自分だけがそのレールから外れる道を進むというのもなかなか勇気がいるんですよね、、、
ましてや、自分は大学に進学する前に1年間浪人をしているので、親にはこれ以上迷惑をかける事ができないという思いが少なくとも兄弟よりは強いのかもしれない。そのため、大学院に進学し、そして有名企業に就職するというのが一番安心させる事ができると思っていたので、大学時代は勉強を頑張り、大学院推薦入試で進学内定をもらったところまではきているんだけど、
いざ本当に自分がやりたいことは何かということをここ数ヶ月を通して考えてみると、大学院に進学することに意味があるのか、という疑問を解決できずにいる。
大学4年になって、その時点では大学院に進学すること以外は全く考えていたかったのは今思えば浅はかだったのかもしれないが、さまざまな経験を持って、さまざまなインプットを経て時間をかけて今の考えを醸成してきたつもりなので、そこを悲観したいとは思わない。だけど、来年度に大学院に進学しないことに決めたときに何をするのか、ということの選択肢をいくつか持っておけばよかったとは思う。
端的に表現すると、大学院に進学することに魅力を感じない、ということで、一方で何に魅力を感じているかというと、「メディアに関わる仕事」である。
具体的な職業でいうと、「編集者」「放送作家」である。より抽象的な表現で表すと、「作家」ということになる。
リモートワークを経て気がついたことは、自分は人とのコミュニケーションの中で仕事をする事がどうやら好きそう・得意そうであるという事であり、さまざまな人と出会いたいという思いがずっとある。前述したような具体的職業というのは、いわゆる”コネ”や”人脈”が大事である側面が強かったりするため、できるだけ早くその業界の飛び込みたいという思いがある。
編集者については実は雑誌出版、webメディアの運営からイベント主催、コンサルティングサービスまでを手がける某企業の中途採用に応募してみたりした。面接の感触はよかったとは思ったものの、結果としては流石に未経験者をいきなり正社員として雇用することは難しく、アルバイトやインターンを募集する際には声を掛ける、という形で今は止まっている。
放送作家については、放送作家の養成学校の説明会に参加してみようと思っている。
今現在一番可能性が高いのは、大学院に進学してからすぐに一年休学し、この期間で編集者/作家としての可能性を見出せれば大学院を中退してその道に進み、そうでなければ大学院に復学し、卒業までに再び色々なルートを検討し直す、というプランだ。
やはりリスクヘッジとして大学院に進むというのは避けられないことなのかもしれない。学生という身分を利用することで動きやすかったりもする。
よろしければサポートをお願いします!