自由律 #12
小さい大は小なのか
褒めていいるが名前を間違えている
死闘の決着を検索して知る
序文で篩にかけてきている
変わらないための必要な変化
十二月三十一日。
大晦日。
昨日から今朝にかけて地元の忘年会に参加。中学校の同級生十人余りと呑んだ。この一年の出来事をつまみに、ひたすらに。
この歳にもなると同級生の中で社会人として働いている人も多い。彼らは割り勘のタイミングで発生する端数を進んで負担しようとするから、助かる。
大学を卒業し、社会人二年目(浪人や留年や休学を経験しているものは一年目)の終盤という時期。社会はクソだ、という論調で皆一様に不満を抱いている。少なくとも、新卒採用制度はクソだよな。うん、まあ言っちゃえばこの社会はクソ。
毎月の末日を「晦日」と呼び、晦日の中でも一年を締めくくる十二月には大をつけて「大晦日」と呼ぶ。
大晦日の歴史はかなり古く、平安時代まで遡るらしい。
歴史ってすごいよな。すぐにできるもんじゃないから。積み重ねだから。
宇宙規模で見れば人間もAIもただの物質に過ぎないけど、刹那の存在でしかないけど、一個体の寿命が精々百年弱の我々人間は、一瞬の儚さの中に歴史を噛み締めることができる尊い存在なのかもしれない。
という相変わらずの雑文は置いておきまして、皆様、良いお年を。
来年はすごい年になる。する。
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