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「ライフチャート」で充実パターンを知り、やりたいことの種を見つけよう

ライフチャートを描いたことはありますか?

自分の人生を振り返って、その充実度を曲線で整理する方法で就職活動や転職活動などでの自己分析や自己理解ツールとして使われているイメージがあるでしょうか?!

ライフチャートを描くきっかけ

『メモの魔力』で前田裕二さんも自己理解の為にできるだけ小さい頃から振り返ってライフチャートを書くことをおすすめされていました。小さい頃からどんな時に充実度が上がっているか下がっているかを可視化することで、「喜びや充実感を感じるのはいつか?」ということや充実度が下がって苦しい時を客観的に見ることで自分を知ることが出来ます。

紙とペンさえあれば、誰にでも今すぐ簡単にフリーハンドで書けてしまうのも魅力です。

私は現在3人目育休中でキャリアの中断に焦りを感じつつ・・・、「人生100年時代このままで良いのか?」と自分と向き合う内省時間にしています。強み診断ツールのストレングスファインダーやVIA-ISを受け、「強みの資質を伸ばしたい!」と意識して生活してみたり、自分軸手帳を使って日々振り返りをしています。

そんな中、参加しているikumado(育休 &共働きコミュニティ)で自分で一歩踏み出してプロジェクトをしてみる「マイプロジェクト」と自分のキャリアを紹介する「キャリア図鑑」という自分の内省にも役立ちそうなイベントがあり参加したところ、ライフチャートを描く機会がそれぞれにありました。

ライフチャートにしてみると、自分の価値観が可視化され、「充実モード」に入る勝ちパターンが見えてきました。

ライフチャートで自分の「充実モード」のパターンをつかむ

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上記が「キャリア図鑑」用に描いたライフチャートです。充実度が上がっている・下がっているのはどんな時か簡単に振り返ることが出来ます。

手書きのフリーハンドグラフでもちろんOKです。「マイプロジェクト」の方では幼少期からの振り返りを描きました。

充実度が高い時

・高校生の時、行事が盛んで体育祭や文化祭にどんなイベントをする企画し実現するのが楽しかった。

・大学4年の時、海外に住む友人に会いに行く旅や、世界中から参加する人と旅するツアーへの参加・航空券だけとってバックパッカーなど旅をアレンジして多様な価値観、文化に触れることが刺激的で幸せだった。

・営業職時代お店の責任者をしていてどんなお店にするか裁量を持って方向性を考え、メンバーをマネジメントするのが面白かった。

・チームリーダーとして指名してもらい、新しい分野で新しいメンバーとする仕事にわくわくしていた。

<充実度UPのパターン>
自由な環境で組織やグループで中心的な役割を担っている時。また一人よりもチームでミッション達成のためにアレンジしている時が幸せ。自分で決定できるコントロール権がある。新しい分野など好奇心が刺激されると夢中になる。

充実度が低い時

・小学校で転校をし、シャイで社交性が乏しい私は友達を作るのにとても苦労した。毎日「どうやって何を話しかけよう・・・」など迷いがあり息苦しかった。

・1人目の育児で何も分からず、「赤ちゃん泣く→だっこ→授乳→オムツ替え→赤ちゃん泣く・・・」のループを永遠に繰り返し、自分の時間が持てるどころか、睡眠不足で肉体的精神的に苦しかった。小さな赤ちゃんを生かすことと自分も生きるのに精一杯だった。

・課長に昇進して喜びも束の間、3つの壁が立ち塞がる。①「上司の壁」新しい部門の上司が非常に厳しく、批判的態度を取られ、やりたいように仕事が進まない・・・。②「小1の壁」長女が小1になり、何が必要か読み取りが必要なプリントの山、給食ない日のお弁当・宿題や学習フォロー・学童と保育園2箇所のお迎えに追われる。③「新任マネージャーの壁」マネージャーとしてやるべき初めての仕事への戸惑い・プレイングマネージャーとして走ろうとするも早々にそれはパンクし無理と悟る・・・。

<充実度downのパターン>
グループや組織で自分の意見を出しづらいく、自分でコントロールできる範囲が狭い。基本的欲求が満たされない・心理的安全性がない・自分の時間がない・自分らしさが出せない時に充実度が大きく下がる。

ライフチャートのギャップを埋めることに自分のやりたいことの種がある⁈

「マイプロジェクト」ではライフチャートの波打ちの中で下がっているところに、自分のやりたいことの種を見つける人が多いそうです。

私の場合は、第1子出産で親として子供を育てる責務を負うことで、生きる世界や価値観が大きく変わり第2の人生に入った気がしています。

第1子産後の苦しい育児と思うように働けない時短のマミートラックから、アクセルを踏んでマネージャーになり、チームで成果を出す楽しさを知ったところまでが直近のライフチャートでの大きなギャップでした。

自分と同じように子供を生んで初めての育児に苦しみ、マミートラックを走ってマネージャーへの昇進など余裕がなくて視野に入らない人に、「ワーママ=辛い」ではなく、子育ても仕事も両方楽しめる「ワーママ=楽しい」ということを知らせたい。

キャリアの選択肢としてマネージャーの道もあることを視野に入れてもらいたい。そして本来持っている力を発揮して、主体的に舵を取る楽しさを知ってもらいたい。社会的には日本でまだまだ少ない女性のマネージャーを増やしてジェンダーギャップを解消していきたい。

そんなことがやりたいことだなとライフチャートを描いて自分が持っている情熱の種が少し見えて来た気がします。

ではどうやって?という具体的なHOWがまだ思い浮かんでないのですが、今参加している「マイプロジェクト」でその種に少しずつアクションすることで水やりをはじめてみようと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。紙とペンを持って自分の「充実モード」のパターンを可視化して、やりたいことの種を探してみてくださいね!


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