『夜明け前が一番暗い』って言うけれど。no.509
今日も早朝からの畑に向かい、
籾殻ぼかしの撹拌を
だいぶ色も香りも変わってきて、
温度も少し落ち着いて、
発酵も終盤戦。
あとすこし。
『夜明け前が一番暗い』
今朝も暑くなる前に作業をしたくて、
日の出前に畑に向かう。
そんなときに思い出すのがこの言葉。
「夜明け前が一番暗い」という言葉は、
様々な新しい取り組みをするときに、
私も時々思い出して
力を与えてもらえれる言葉だと思う。
ここを超えれば、もうすぐだ、
もう少しだ。
そんな気持ちを奮い立たせてくれる。
って言うけれど
そんな名言ではあるんだけど、
車を走らせながら、
同時にもう一方で思うのが、
『夜明け前って、明るくね?』
表題の写真も日の出時間の
20分くらい前。
どう考えても明るい。
「薄明」の時間
少し調べててみると、
夜明け前に地平線の方向が明るくなる現象は、
「○○薄明」と名前がついてるらしい。
細かく見て行くと、
天文薄明(Astronomical Twilight)
[太陽の位置] 地平線下18度~12度
地平線の光はほとんど見られない。天体観測に最も適している。航法薄明(Nautical Twilight)
[太陽の位置] 地平線下12度~6度
地平線が区別できて、主要な星々を見分けることが可能。市民薄明(Civil Twilight)
[太陽の位置] 地平線下6度~0度
屋外の活動は人工の光源なしにも可能で、
西の地平線は明るく、東の地平線は暗い。
まぁひねりはなく、
だんだん明るくなるよね。ということ。
色々な名前がついてるのは、
ちょっと楽しいけど、
夜明け前が一番暗いんじゃなくて、
一番暗いのは、深夜時間帯なのかなぁ。
「明けない夜はない」
は間違いないですね^^
格言ってすごい。
こんなしょーもないことを
つらつら考えて改めて思うのは、
格言やストーリーの強さ。
こうやって格言のように言われると、
その真偽を正確に確認することなく、
確かにそうだよね。そんな気がする!
と深く考えず、受け入れてしまう。
でもまぁ、うまく使えばいいじゃない
"こう言われている"って語られること、
鵜呑みにしすぎなようにしないといけないけど、
それでもまぁ、
こんな難癖つけて(笑)
動けなくなるよりは、
自身を鼓舞したり、突き動かすために、
必要なときは自分にとって都合よく解釈して、
言葉に宿った力をフル活用しいきたいですね。
P.S.
夜明け前が一番暗い事例があれば、、ぜひ教えてくださいm(_ _)m