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にんにくを定植してみた。農ライフ朝活で。no.429

種割り(種の準備)、畝立て(畑の準備)と順に書いてきたので、今日は定植(種を植える)について。

前回のうね立てに比べると、、、今回の定植はちょっと地味かもだけど。笑。

定植には何が必要?

友人と2人で30時間くらいかけて、種にくにくを割って、浸漬して用意した約7000粒のにんにくの種。

そして、こちらも丸一日かけて、畑をならし管理機で土を跳ね上げて、ミネラル鉱石まで撒いておいた、14本の畝(うね)。

これらを使ってやるようやくできる作業が今回の定植。

定植めがけて何ヶ月も用意してきたわけです。。。

にくにくの定植はいつやる?

にんにくは秋に植えて、土の中で冬を越して、梅雨前に収穫する作物。

具体的には、気温が18度を下回らないうちに定植するのが良いと言われている。

そんなわけで今回僕たちは10月の第1週目に定植をすることにした。

定植のプラン作り

生音を立てるのと同じように、定植もまずはプラン作りから。

今回のプランづくりはこんな感じで。

・・・ってわかりにくいですね。種子の間隔は約10cm(100mm)。矢印の先に種を植えるイメージです。そんな10cm間隔の種が縦に2列ある状態。

これは1つ畝に2列(2条)ある状態で、2条植えというやり方。2条にしたのは限られた面積の畑(畝)を効率的に使うため。

1本20mある畝に、こんな細かい間隔で植えていくなんて・・・考えてる段階で大変な予感がプンプンする。

そしてそんな畝が14本もある。笑。

いざ定植!

定植はいたって地味だ。

バケツに種を入れ、畝の横に座り、種を1つずつ手に取り、畝に直接ズボっと差し、軽く土をかける。その作業のひたすら繰り返し。

10センチ間隔は四角い段ボールを作っておよその距離を測りながら植えていった。

植え方はこんな感じで適当に。

※結果的にはちょっと浅く植えすぎだったので、これは今後の参考にはなりません。。。(あとで土をかぶせました)

朝活スタイルで実施

予想はしていたけど、やり始めると、定植もかなり時間がかかりそうなことが判明。

これは一気にやるとかなりきつい。。。しかし『また1週間後にね』なんて悠長なことは言っていられない。気温が下がってきてしまう。

なので、朝活スタイルでやることに決定。毎日早朝5時半に畑に集合!

5時半にしたのは、日の出の時間だから。その前だと真っ暗で作業ができないのです。

 日の出とともに種を始めると、約1時間半で、2人で2畝くらい植えることができた。7時くらいまでやって作業終了。そして、その後はそれぞれ別の仕事に向かう。

そんな朝活生活を、1週間毎日やっていたら、ようやくすべての畝の定植が完了!

(写真を見せたいところですが、種は見えず、見た目の変化はありません・・)

代わりに、朝焼けと種にんにく。

農ライフ朝活は、いいかんじ。

朝の早起きはしんどかったけど、明け方の空気はとてもすがすがしく、時間もゆったりと流れていて、大変ながらも農作業の気持ちよさを、実はけっこう満喫していた。

私達の畑の周りには多少住宅があるから、そんな日の出の時間でも、毎日畑の前を散歩している方がいたりして、自然とあいさつを交わす。

あいさつだけでなく、「今日も朝からよくがんばっとるなぁ〜」「何を植えとるのや?」なんて声をかけてもらったり、後半は毎日雑談をするおじさんも現れた。

そうやって近所の人とコミニケーションを取るのも、ちょっと地域に根付く感じがして、楽しかったり。

実はこういう時間の流れ方、人との関わり方ができることが、実は農業の一番の面白さのかもしれないですね。

今日はこのへんで。

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