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コスパ・タイパとセレンディピティ no.513

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること

Wikipediaより

コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス、ROI、ROE、費用対効果

情報爆発して、忙しくて、効率が求められる今の時代に求められる、このような言葉と、

セレンディピティ、"ハイかイエスか喜んで"、エフェクチュエーション、無用の用、プランドハプンスタンスセオリー、泥縄式

このような言葉は、本当に対極的だと思う。

コスパとセレンディピティの違い

違う点は大きく2つあると思う。

1つ目は、判断の軸(目線)が今の価値基準か、未来の価値基準か。

2つ目は、判断の時間的な幅が、短いか、長いか。


例えば簡単な例で、海外に出向くという判断1つとっても、
今の目線の、短い時間枠のコスパで言ったら、

日程も調整しなきゃいけないし、
あれこれ準備に時間かかるし、
渡航にお金もかかるし、
行くのも手間がかかるし、

効率が悪いからオンラインでよくね?
という判断になってしまう。

でも長い時間や未来の目線で見れば、

現地に行くからこそ感じられる
考え方の違い、雰囲気の違い、
五感で感じる匂いや湿度や色合いの違い、
そういうものを感じることで世界観が広がり、

それは随分あとになって、
違う世界の人と仕事をするときに、
初めて役に立って、
『あのとき行っておいてよかった!』
となるのだ。

いつか役に立つ

私はなぜか学生のころから、
「いつか役に立つかも」
と思うことが多くて、

高校・大学のあいだとか、
ずっと、科学雑誌のニュートンを定期購読していたり、

大学のころから(詳細忘れた)
日経エレクトロニクスとか、そういう専門誌も

「まぁいつか、なにかちょっとくらい、役に立つかもね」

くらいのノリで読んだり定期購読してたんですよね。


振り返ったときに、点と点をつなげられる

スティーブ・ジョブズも、
"Stay Hungry, Stay Foolish! "で有名な
スターンフォード大学の卒業式でのスピーチで、

点と点は後から振り返ってつなげることしか出来ない。と言っている。

You can't connect the dots looking forward.
(将来を見据えて点と点を繋ぐことなどできません。)
You can only connect them looking backwards.
(過去を振り返ったときに初めて点と点が繋げられるのです。)

コスパ、タイパと、
今の目線で考えている限り、
未来を変えたり創造することはできない。

コスパ、タイパ思考のまま、
『変わりたい』と願うのは、

スティーブ・ジョブズができないと言っている、
未来を見て点をつなげようとしている行為
そのものなのだから。

考える前にとにかくやってみる

大きな飛躍を目指すのであれば、
まずはやってみる。着手してみる

ダメならやめる。
そしてまた次のトライをする。

そういう取り組みを繰り返していくことが、
自分の目指す姿につながっていくことになる。

私の、とっ散らかった
事業ポートフォリオや、取り組みも、

いままで目の前に現れたことや、
お声掛け頂いたことに対し、

「とりあえず行っとくか」とか
「○○さんが言うならば」とか思ったりしながら、
ただただ取り組んだ結果。

その瞬間に、
コスパやタイパや、
成果が出るかなんて、
考えてたら やれません/笑

やってみないと、やれなくなる

そういう感性って、
動かないと衰える筋肉のようなもので、
やらないうちに、やれなくなるんですよね。


何も考えずに日常生活をしていたり、
大きな枠組みの中で動くことに慣れきっているうちに、
衰えていくんですよね。

(基本的に組織の中だと、
どうしても計画を求められるし、
うまくいくことを求められるから、
仕方ないところはあるんですけどね、、)

さらに人間は、
新しいこと、
知らないことを怖がる性質があるし、

反復したほうが楽だし、
認知を奪われないから
楽だし安心なんですよね。

だから油断すると、
動けなくなる。動けなくなる。
水が低きに流れるように


だからこそ動け

だからこそ機会があれば動くんです。
飛び込むんです。

私の周りには、
そうやって何かあったら飛び込んだり
動き回っている人たちがたくさんいる。

むしろそんな人たちばかりだから、
それが普通だと思ってしまうし、

私などミジンコ級
最近全然動けてない、やばいぞ。
そんなふうに思ってしまうくらい。


そして動き続ける人だけ、
いつかセレンディピティというプレゼント
やってくるんでしょうね。


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