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わたしたちの八月九日

今日は子どもたちと一緒に式典を見られて良かった。
92歳のおばあちゃんの体験談が胸に迫りましたね。

被爆76年 未来へつなげ ~長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典~ 

(⤴️今日の式典が見られますよ)

そして夜7時。

恒例の、8月9日祖母とのテレビ会議。

毎年この日は、祖母にLiveで被曝体験を聞いています。

祖母は、長崎の田舎に住んでいて、原爆投下から2日後に長崎市内に入市し、被曝しています。

今年は、息子とおばあちゃん(彼にとっては大婆ちゃん90歳)は30分以上話をしていました。

祖母があの日、何を見たか。

なぜ入市したのか。なぜ被曝をしたのか。

原爆とは何だったのか。

原爆症とはどんな症状が出たのか。どれほど苦しんだのか。

口の中が焼け爛れたようになり飲み食い出来ず髪も全部抜け落ち、死の淵を何ヶ月も彷徨ったのに、それでも生き残って今年90になる。


(祖母の家では蜂を飼っていて、祖母曰く、蜂蜜を食べていたことで命が繋がったんじゃないか、とのこと)

おばあちゃんが死んでもどうかみんなに戦争はしちゃならん、絶対にあかんということを伝えてな?と最後に話す祖母に、これまでになく真剣な頷きを返した息子。

毎年聞いてきた話だけど今年は息子の胸に何かが刺さっているなと感じた。


小学校中学年の変化かな。感心してしまった。


話を聞き続けてきて良かったと思う。

そして先程録画していた沼ハマを息子と観ていたら #あちこちのすずさん の特集。

⤴️ここから見逃し配信あり


息子と2人で見入ってしまった。

わたしたち戦争を知らない大人の課題は、

私たちも知らない戦争を、子どもたちにどうつたえていくのか。

沼ハマを観ていて、何年少なくなる戦争を体験した世代の方々に話を聞き、現在と未来を考える子どもたちの姿に、その間に在るべき私たち世代は何をしているんだろうと恥ずかしく思うと同時に、頼もしくも感じました。


12日の #あちこちのすずさん  の放送は家族で見ます📺


これからもどうか元気で、いろんな話を聞かせてね。おばあちゃん。


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