ブログのアクセス数と会社の評価

たまには何となく思ったことをつらつらと書いてみようかと。

ブロガーなら一度は思うことは「アクセスアップしたい」ということ。

目的は色々でみんなに見てほしいという自己顕示欲もあれば、マネタイズしたいということもあるでしょう。

私自身も3PySciというプログラミング関係のブログをやってて、月に2万ページビューくらい皆さんにアクセスしてもらっているのですが、もちろんマネタイズを目指してもっともっとアクセスしてもらいたいわけです。

で、思ったのがこういうブログの評価ってどう考えたらいいのかなってこと。

こういったブログを多くの人に届けるには、サーチエンジンであるGoogleさんが「ここは有用なブログだよ」と認識してくれるようにウェブサイトを作るのが第一です。

その有用なブログだよという指標の一つは「こうしたらGoogleがあなたのサイトを見つけやすいし、表示が速かったら読む人のストレスがないよ」ということ。

そして実際にアクセスがあると、どれくらいの時間滞在したか、どれくらい他のページを見たかなどの情報が集められて、さらにそのページの有用性を評価するという感じです(多分)。

で、どっちが重いかというと多分後者。

つまりはアクセスした人がどう行動したかということ。

考えてみるとそりゃそうなんです。

有用だから長く滞在するし、他のページも見てみようと思うわけです。

いくらページが早く表示されようが、つまんない、ためにならないページなら、さっさと検索結果に戻って、他のページを探しますよね。

じゃあこのアクセスした人の評価とは何だろうなぁと。

ここで会社や学校の評価

評価でパッと思い浮かぶのは、所属している会社だったり、学校の評価。

会社なら上司が、学校なり先生が、自分を評価して評点を付けます。

多少何人かの意見を聞くにしても、評価に影響するのは多くても2、3人の意見でしょう。

そして評価会議は上司が「何でこの人をこう評価したのか理由を教えて」と他の上司やもっと上の上司から言われて、あぁそれならこの評価だね、と納得するためにあるわけです(知らんけど)。

そのためよっぽど出ない限り、上司の評価よりもものすごく良くなる事も、ものすごく悪くなる事もないでしょう。

つまり言い方は悪いけど、上司に気に入られれば評価は上がるし、嫌われれば評価は下がる。

でも自分の上司がものすごく評価してくれていても、隣の部署の上司は全く評価していないかもしれないし、逆に自分の上司は評価してくれていなくても、同僚は評価してくれているかもしれない。

直接的に言ってしまえば、それが会社や学校などの現在の社会での評価でしょう。

ではブログの評価

では会社だったり、ブログの評価も同じ事なのでしょうか?

一人一人で見ると自分が好き、嫌い、自分にとって必要、必要ないで評価するわけで、先ほどの上司の評価と同じに見えます。

でもブログの評価はたった1人(もしくはごく少数の人)が決めると言うことはないでしょう。

何人も何人もが無意識的に評価(滞在時間やページビュー)を下し、その評価が積み重なり、1つのブログの最終評価となります。

つまり一人一人の評価は気にした方が良いけども、優先されるべきはその積み重なった最終評価の方。

さらに言うと、会社の個人に対する評価って、上司が部下に興味あろうがなかろうが、やりたかろうがやりたくなかろうがやらなければいけない事です。

でもブログへのアクセスって

  1. サーチエンジン(Googleなど)で興味のあるワードで検索

  2. サーチエンジンによる候補ページが表示

  3. タイトルなどから興味を満たしてくれそうか判断

という形で既に複数回の判断が入っていて、そのブログに興味ありな人が来るわけです。

逆を言うと興味ない人はまず来ない。

だから会社での評価とは全く違うシステムなのです。

ということはアクセスアップしたいなら、そういった評価システムだと理解した上でアクセスアップの方法を考える必要があるかなと思うわけです。

じゃあどうしたらいい?

じゃあどう行動したらいいのかというと「とりあえずやる」、「やり続ける」、「ダメなら変える」ということじゃないかなぁと。

先ほどのブログには興味がある人が来ると書きましたが、その興味のある人がどれだけいるのか分からない。

むしろ少数だったとしても、その人たちだけに刺されば十分な場合だって多々あるわけです(というかそっちの方が多いかも)。

だったらブログなり記事投稿なりイベントなり「とりあえずやる」やらないとアクセスしてくれる人がいるのかどうかも分からず終わってしまいます。

次の「やり続ける」と「ダメなら変える」は相反することのように見えますが、これはバランスかなと。

今、自分のブログにある程度アクセスがあるとしても、ブログに載っている情報が必要な人全てがアクセスしているとは限りません。

むしろ届いているのはほんの一部でしょう。

そうなるととにかくブログを続け、届く人の範囲を広げていくというのが重要になっていきます。

ただ同じことをしていても同じ人にしか届かない可能性も十分考えられます。

そうなると大事なのは「変える」こと。

少しだけブログの情報の範囲をずらしてみる。

例えば3PySciのようにPythonの情報を載せているサイトなら、micropythonが扱えるmicrobitの情報も載せてみるとか(失敗しましたが)。

もちろん成功するとも失敗するとも分かりませんが、アクセスアップは失敗したとしても、やってみることで必ず広がる部分はあるわけです。

そして成功したら万々歳ですよね。

まとめ

話があっちこっちいきましたが、とりあえずブログって誰が見るか分からないし、たった1人が評価するわけでもない。

だから誰かに刺さればいいやととりあえずやってみる。

刺さってアクセス増えれば万々歳だし、ダメなら違う方法を試す。

色々なアクセスアップの方法が語られているけど、これが王道なんじゃないかなぁと思う今日この頃です。

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