雨は嫌いだったのに。【4コマ詩】【20字小説】

【4コマ詩】

雨が降ったの。
ぽつりぽつりと。

あなたは傘をさして
私を中に入れてくれた。

触れる肩が温かくて
私の頬まで熱くなるの。

こんな幸せがあるのなら
たまには雨の日があってもいいのかな。

【20字小説】

私は隣で赤らめた頬をそっと俯いて隠した。

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面白そうな企画を見つけたので参加させて頂きました！

4コマ詩とともに、20字小説を添えて。
より一層物語に深みが増した気がします。

隠している片思いの恋心。
いつかあなたと見た景色。

#小牧幸助文学賞